お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
・タイトル / ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
・レーベル / His Master’s Voice
・型番 / ALP 1286/1287
・フォーマット / 2LP、モノラル
■参考買取価格 / ¥15,000
ヴィルヘルム・フルトヴェングラーは、20世紀を代表するドイツの指揮者です。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を率い、楽譜を機械的に再現するのではなく、作品の構造や精神性を大きな流れの中で表現する独自の演奏様式を築きました。テンポを柔軟に動かしながら緊張感を高め、頂点で巨大なエネルギーを解き放つ指揮は、現在も多くの音楽家や愛好家に影響を与えています。とりわけベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー作品の録音は、クラシック音楽史に残る重要な記録として評価されています。
本日ご紹介するレコードは、His Master’s Voiceから発売された「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー / ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』/ ALP 1286/1287」です。
本盤には、1951年7月29日に行われたバイロイト音楽祭再開記念公演が収録されています。フルトヴェングラーがバイロイト祝祭管弦楽団・合唱団を指揮し、独唱にはエリーザベト・シュヴァルツコップ、エリーザベト・ヘンゲン、ハンス・ホップ、オットー・エーデルマンが参加。荘重な冒頭から熱を帯びて展開し、終楽章の「歓喜の歌」へ向けて圧倒的な高揚を築く演奏は、通称「バイロイトの第九」として広く知られています。戦後に再開された音楽祭の開幕を飾った歴史的背景も含め、フルトヴェングラーを代表する演奏記録の一つです。
ALP 1286/1287は、この歴史的演奏を収めた英HMVのモノラル2枚組です。ステレオ盤は存在せず、特に初期の赤金レーベルをはじめとする良好なプレスは海外のクラシック・コレクターからも高く評価されています。査定では2枚のレコードが揃っていることに加え、それぞれの品番、ラベル仕様、ジャケットおよび盤面の状態が重要になります。
セタガヤレコードセンターでは、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー / ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」/ ALP 1286/1287を買取強化中です。2枚のレコードとジャケットが揃い、状態良好の場合、現在の参考買取価格は¥15,000とさせていただいております。
大切なレコードコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。