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優秀録音の世界 – 第1回 【クラシックレコード査定士のコラム】

オーディオ愛好家、とりわけリファレンス・ディスクにLPを選択される方を虜にし続ける優秀録音盤。
弊社の買取で入荷したクラシックLPを中心としたタイトル、そして長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPレコードをご紹介して参ります。

レーベル:仏HARMONIA MUNDI
タイトル:古代ギリシャの音楽
演奏:グレゴリオ・パニアグア指揮/アトリウム・ムジケ古楽合奏団

1958年フランスのインディペンデント・レーベルとして設立されたHARMONIA MUNDIより1979年に発売された本作。
メジャーレーベル作品よりも、良質な録音や興味深いマイナー曲が多く存在するマイナーレーベル作品を好んだオーディオ評論家【長岡鉄男氏】の推薦作が多く存在するレーベルでもあります。

本作は、氏の連載に掲載されたのを契機にヒットしたため、氏の著作である外盤A級セレクションへの掲載を見送ったそうです。

1979年発売の本作ですが、長岡鉄男氏は現時点(当時)でアナログ録音の最高峰と太鼓判。
ヒットの影響か、その後日本盤が1982年に発売され、帯には長岡鉄男氏推薦コメントも掲載されております。

その内容はタイトル通り、古代ギリシャの音楽をボーカルと数十種類程の楽器を使用し復元した作品で、録音も然ることながら、内容も非常に興味深くワールドミュージックを好まれる方にも新鮮に聴こえるかもしれません。

とにかく鮮烈な録音で有名なこちらですが、その分クオリティをフルに引き出すための再生もかなり難しいとのこと。
ぞっとする程生々しい音と氏が称した音像は、是非巨大なシステムで一度体験してみたい1枚です。