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優秀録音の世界 – 第23回 セル/ドビュッシー/海

オーディオ愛好家、とりわけリファレンス・ディスクにLPを選択される方を虜にし続ける優秀録音盤。 弊社の買取で入荷したクラシックLPを中心としたタイトル、そして長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPレコードをご紹介して参ります。

レーベル:英COLUMBIA(米EPIC)
作曲家/タイトル:ドビュッシー/交響詩”海”,ラヴェル/ダフニスとクロエ
指揮:ジョージ・セル

1963年1月11日&12日録音。場所はクリーヴランド管弦楽団の本拠地であるセヴェランス・ホールで録音されております。
EPICレーベルは、英国HMV/EMIレーベルがANGELレーベルとして米国に進出、そのため英COLUMBIA音源の供給が途絶えた米COLUMBIAが1953年に蘭PHILIPSと提携し設立されたのがEPICレーベルとなります。

当初は蘭PHILIPSお抱えのオッテルローやヨッフム、ケンペンといったヨーロッパ録音をリリースしていましたが、自社アーティストの強化のためにレオン・フライシャー、セル(クリーヴランド管弦楽団)ら米COLUMBIAのアーティストが移籍し、アメリカ録音の独自音源もリリースし始めます。

本作はEPIC移籍後のセル&クリーヴランド管弦楽団絶頂期に録音された作品で、セルが残した作品では貴重なフランス音楽作品3曲が収録されております。

ギリシャ神殿を想起させる外観と、アール・デコ風の格調高いホールが米国で最も美しいコンサート・ホールと呼ばれる【セヴェランス・ホール】は、クリアなサウンドと残響が過多にならない、録音特性に優れた素晴らしいホールと言われています。

今回お譲り頂きました英COLUMBIAは1964年の発売で、米EPIC盤の翌年に発売されております。
ラベルはセミサークル・ラベルがステレオ初出となり、裏面はフリップバック仕様となっております。

極彩色の管弦楽器がクリアに響く素晴らしいオーディオ・ファイル。稀少価値もあり、米盤より英COLUMBIA盤が人気です。

↓英COLUMBIAラベルの変遷はこちらから

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