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優秀録音の世界 – 第31回 レイトン・スミス/キタエンコ /ザ・モスクワ・セッション

オーディオ愛好家、とりわけリファレンス・ディスクにLPを選択される方を虜にし続ける優秀録音盤。 弊社の買取で入荷したクラシックLPを中心としたタイトル、そして長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPレコードをご紹介して参ります。

レーベル:米SHEFFIELD LAB
タイトル:ザ・モスクワ・セッション
指揮:レイトン・スミス/キタエンコ

ダグラス・サックスとリンカーン・マヨルガにより米国で設立されたレコード・レーベルであるSHEFFIELD LABですが、米国で初のダイレクトカッティング方式でのレコードを発売したレーベルとして知られております。

このダイレクトカッティング方式は、オーディオ的に非常に有利とされている録音方式で、演奏をテープレコーダーに録音し後で編集するというやり方ではなく、ミキシングをその場で行い、直接カッティングマシーンへと送り込みラッカー盤を作成するという方法となっております。

勿論後ほど編集が出来ないため、演奏ミスやエフェクト等のセッティングミスが起こると、全て最初からやり直しとなってしまいます。
リスクが大きいため、一部のオーディオ向けの商品に採用される等に留まり、それ程多く出回らなかったようです。

今回ご紹介するこちらは、オレゴン交響楽団の音楽監督を始めとする様々なオーケストラの音楽監督を担当したローレンス・レイトン・スミスと、76年から90年にかけてモスクワ・フィルの首席指揮者としてもお馴染みのドミトリー・キタエンコ夢の共演作。
アメリカ人であるレイトン・スミスがソ連作曲家のレパートリーを指揮し、ロシア人であるキタエンコがアメリカ人作曲家の作品を指揮するという異色でありながら、画期的な企画がこの【モスクワ・セッション】でした。

録音は1986年の8月9日から18日までの9日間。
プロデュースはシェフィールドラボ創設者の2人、録音エンジニアにはHDCDの発明者としても名高いキース・O・ジョンソンと、ポピュラーからジャズを含む数々の優秀録音を手掛けたスタン・リッカーの2人を起用するという気合いの入れよう。

出来上がったこちらの3枚組ボックスは当然の如く素晴らしい録音となっております。

ちなみにCDでも分割して発売されており、そちらはカッティング・マシーンとは別でテープレコーダーを併走させ、そちらもを基に製作されております。