●Elmo Hope (piano), Donald Byrd (trumpet), Hank Mobley (tenor saxophone), John Coltrane (tenor saxophone), Paul Chambers (bass), Philly Joe Jones (drums)
Bud Powellとは幼馴染であり、7歳でピアノを弾き始めたHopeは、Bud Powellと一緒にジャズやクラシック音楽を演奏したり聴いたりして育ったと言います。Hopeは結果としては誤認となった事件に巻き込まれ警官に発砲され重体に陥ります。復学が難しい状況でしたが、その間にダンスホールでピアニストとして働き、Thelonious Monkとも出会います。1953年にLou DonaldsonとClifford Brownの双頭バンドのメンバーとしてBlue Noteの『New Faces – New Sounds』(BLP 5030)でレコーディング・デビュー、この録音のリズム・セクションを率いる形で初リーダー作『New Faces – New Sounds』(BLP 5029)をレコーディングしました。Prestigeと契約すると、アルバム『Meditations』(PR 7010, 1955年)、『Hope Meets Foster』(PR 7021、1956年)、『Informal Jazz』(PR 7043、1956年)を残しましたが、薬物問題とそれに伴う犯罪歴によりキャバレー・カードを取り上げられ、西海岸へ移りました。 そこで、Harold LandやCurtis Counce等と演奏/録音し、1961年に再びニューヨークに戻ると、同年にRiversideに『Homecoming!』(RLP 381)や『Hope-Full』(RLP 408)などを残しますが、薬物問題は続いており、1967年に心不全で亡くなりました。
本作は、Colrtrane、Mobley、Byrdという豪華な三管を配した録音。「Polka Dots And Moonbeams」のカヴァーを除いて、アップな楽曲で占められ、自作の「Weejah」、「On It」を含むハードバップ・アルバム。本作は1958年にはJohn ColtraneとHank Mobely名義の『Two Tenors』とジャケット・デザイン含め改訂され、NJ期にはColtraneとMobleyの顔写真を使用したデザインに再び変更。更に1969年にはColtrane名義に変更され、ジャケット・デザインもColtraneのイラストを用いたものになりました。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・黄NYCラベル
・フラット・エッジ
・RVG刻印
・深溝
○ジャケット
・コート
・446W
Prestigeの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
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