●Hal Singer (tenor saxophone), Charlie Shavers (trumpet), Ray Bryant (piano), Wendell Marshall (bass), Osie Johnson (drums)
Hal Singerは1930年代後半、彼自身学生の頃から地元バンドでキャリアをスタートさせ、1943年にニュー・ヨークに移り、1940年代後半にはMercuryやSavoyにリーダー作を残すようになります。1948年にHal Singer Sextette名義でリリースした「Corn Bread 」はリズム・アンド・ブルース・チャートで1位を獲得。1959年にレコード・フォーマットとしては初のリーダー作『Blue Stompin』をPrestigeに残します。1965年にEarl Hinesとヨーロッパ・ツアーを行った際にSingerはそのままパリに定住。レア・グルーヴ文脈を通過した現在においてはこの後の彼の作品の方が知られるところでしょうか。1969年の『Paris Soul Food』(Polydor)、1971年の『Blues And News』(Futura)、そして1974年にはJef Gilsonとの共作で『Soul Of Africa』(Le Chant Du Monde)をレコーディングしました。
トランぺッターのCharlie Shaversをフィーチャリングした『Blue Stompin’』はHal SingerのPrestigeにおける唯一のリーダー作です。1959年という時代を考えるとかなりオールド・スタイルなリズム・アンド・ブルース・ジャズなアルバムですが、タイトル通りのストンプ・ジャズ「Blue Stompin’」、ジャズ・ブルース「Midnight」、ミッド・バラードの「With A Song In My Heart」など、聴きどころはたくさん。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・黄NJラベル
・RVG刻印
・深溝
○ジャケット
・N.J.
・コート
Prestigeの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
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