ETP-9041 国内初回オリジナル 帯付
買取価格28,000円
ジャンル: ジャズ
子ジャンル: 邦人ジャズ(和ジャズ)
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●佐藤允彦 (piano), 荒川康男 (bass), 富樫雅彦 (drums)
ピアニストの佐藤允彦は、17歳からプロとして活動をはじめ、渡辺貞夫氏や宮沢昭氏らとともにジョージ川口氏のバンドに在籍し、1962年には宮沢昭氏の『山女魚』のレコーディングにも参加。1966年から68年にかけてバークリー音楽院で学び、帰国後から怒涛の活躍をみせます。初リーダー作『パラジウム』や『ディフォーメーション』、宮沢昭氏の『いわな』、そして、石川昌氏、稲垣次郎氏、原信夫氏、宮間利之らが率いるバンドのピアニスト兼アレンジャーなど多作に活動し、その後も、宮間利之とニューハード・オーケストラによる『四つのジャズコンポジション』(1970年)、『邪馬台賦』(1972年) で2度の芸術祭優秀賞を受賞しました。その他、宮沢昭カルテット『木曽』(1970年)、三保敬とジャズ・イレブンの『こけざる組曲』(1971年)、自身作としては佐藤允彦 & サウンド・ブレイカーズ名義での『Amalgamation 恍惚の昭和元禄』(1971年)などの和ジャズ史に残る数々の傑作を残します。また、Wolfgang DaunerやAttila Zollerらの海外勢との共演、富樫雅彦氏との長く続くコラボレーション、そして、音楽を担当したテレビ番組、映画音楽、CMは数え切れません。
佐藤允彦のトリオ名義による1971年リリースの『トランスフォーメーション ’69/’71』。A面は69年3月、B面は71年の同月に録音されたもののため、このようなタイトルが付けられました。両録音共に同じメンツによるトリオで、遡れば『パラジウム』、『ディフォーメーション』と同様のメンバー。A面でのオリジナル・モード・ジャズ「チグリス」と「オン・ア・クリアー・ディ」のカヴァー。B面には「トランスフォーメション/パート1」と「パート2」が収録されており、長尺の「パート1」がメイン楽曲。かなりオープンな構成で、前半においてはわずかにハードな4ビート・パートがありながらも、さまざまにスタイルを変えながらのインプロを展開します。
本作が残された東芝傘下、Expressレーベルの”Express Jazz Series”の諸作、
・佐藤允彦トリオ / ディフォーメーション EP-8005
・村岡建/植松孝夫 / ライド・アンド・タイ ETJ-9002
・チック・コリア・アンド・ヒズ・フレンズ / 日輪 ETP-9016
・渡辺香津美ファースト / インフィニット ETP-9038
といった作品も高価買取させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。