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JUTTA HIPP / With Zoot Sims

JUTTA HIPP / With Zoot Sims

BLP1530/LEX/DG/FLAT/額縁 オリジナル

買取価格120,000円

ジャンル: ジャズ

子ジャンル: ブルーノート(1500番台)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

Jerry Lloyd (trumpet), Zoot Sims (tenor saxophone), Jutta Hipp (piano), Ahmed Abdul-Malik (bass), Ed Thigpen (drums)

ドイツ出身の女流ピアニストのJutta Hipp。ナチス統治下で隠れてジャズを聴いていた10代、そして戦後は困窮の避難民生活の中からジャズ・ミュージシャンとしての活動を始めました。彼女が率いたグループにはAlbertとEmil Mangelsdorff兄弟、Hans Koller、Joki Freundなどのドイツのモダン・ジャズの黎明を支えた豪華なメンバーが集いました。ドイツ在中のアメリカ兵からJutta Hippの演奏の入ったテープをもらったアメリカのジャズ評論家Leonard Featherは、ドイツに赴いた際に『New Faces – New Sounds From Germany』(BLP 5056, 1954年)としてBlue Noteからリリースされるレコーディングを現地で行いました。Featherの誘いでアメリカに渡った彼女は、1956年に『At The Hickory House Volume 1』(BLP 1515)、『Volume 2』(BLP 1516)、1957年に『Jutta Hipp With Zoot Sims』(BLP 1530)をリリースすると、音楽業界の表舞台から去ってしまいます。それは、Leonard Featherを避けるため、自分を利用して金儲けをたくらむ世界に嫌気がさしたため、ジャズだけでは生計を立てられなかったため、ステージ恐怖症からのアルコール依存、戦時下のPTSD、色々な原因が複合的に絡み合い、彼女は彼女にとっての平穏な暮らしを選択しました。 彼女の最終作となった本作は、Zoot Simsをフィーチャー。アルバムはZootのサックスから始まる「Just Blues」。続く「コートにすみれを」こと「Violets For Your Furs」はHippのピアノからZootのサックスが深いトーンで咽び泣きます。この時期のZootが他レーベルと契約中であったために、Zootの作品を出したがっていたBlue Noteが本作を企画した、とまことしやかに噂されるくらいにはZootのプレイが引き立っているのもまた事実。この作品の後、Hippは音楽業界から去ってしまいます。

<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・Lexington
・フラット・エッジ
・深溝
・RVG
・耳
・R、INC.なし
○ジャケット
・47 WEST 63rd
・ニスコート
・額縁あり
・INCなし

Blue Noteの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
是非、私たち査定のプロにご依頼いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。”

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