ART BLAKEY / A Night At Birdland Vol.1

BLP1521/LEX/DG/FLAT/額縁オリジナル

買取価格24,000円

ジャンル：ジャズ

子ジャンル：ブルーノート（1500番台）

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

●Clifford Brown (trumpet), Lou Donaldson (alto saxophone), Horace Silver (piano), Curly Russell (bass), Art Blakey (drums)

ハード・バップの誕生、発展に携わり、彼が率いるThe Jazz Messengersからの若手ミュージシャンの輩出など、ジャズ史に偉大な功績を残したドラマーArt Blakey。Blakeyは1940年代にFletcher Hendersonのビッグバンドなどで名を馳せた後、”ナイアガラ・ロール”と評される豪快なドラミング、タムを多用しポリリズミックなアフリカン・リズムをいち早く取り入れたスタイルで、Thelonious Monk、Charlie Parker等とビバップ・ムーヴメントの中で活動。そして、1950年代半ば、Horace SilverとBlakeyはThe Jazz Messengersを結成しました。Freddie Hubbard、Wayne Shorter、Lee Morgan等のバップ期の名手、そしてジャズ冷遇の時代を経て、いわゆる新伝承派のWynton MarsalisやMulgrew Millerらを輩出したArt Blakey率いるMessengers。彼の死後に、門下生であったドラマーのCindy Blackmanはこう追悼しました。「1970年代にジャズが消滅の危機に瀕していたときも、まだシーンはかろうじて存在していた。アートがそれを維持したんだ。」
1954年2月21日、Art Balkey Quintet名義で録音された「A Night at Birdland」シリーズは、当初10インチで「A Night at Birdland Vol.1」から「A Night at Birdland Vol.3」（BLP 5037～5039）として1954年にリリースされていました。12インチ期に入り、10インチ音源の再編にあたって、10インチの「Vol.1」と「Vol.2」の一部音源が12インチの「A Night at Birdland Vol.1」（BLP 1521）、10インチの「Vol.2」の一部音源と「Vol.3」が12インチの「A Night at Birdland Vol.2」（BLP 1521）として1956年にリリースされました。また、日本独自の企画として、同日に録音されながらも未発表となった音源を集めた「A Night At Birdland, Vol. 3」というアルバムも存在します。このQuintetにはHorace Silverも含まれており、本作がThe Jazz Messengersのスタートと解釈されるケースもあります。

<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・Lexington
・フラット・エッジ
・深溝
・RVG
・耳
・R、INC.なし
○ジャケット
・住所無し
・ニスコート
・額縁あり

47 WEST期になると「Vol.1」、「Vol.2」ともにジャケット・デザインが一新されます。もちろんきっちりこの時期に全てが切り替わるという訳ではありません（そこはBlue Noteですから）。

Blue Noteの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
よろしくお願い申し上げます。