お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / ピエール・フルニエ
・タイトル / バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
・レーベル / Archiv Produktion
・型番 / 1198 186~188
・フォーマット / ドイツ盤・ステレオ・3LP
■参考買取価格 / ¥25,000
ピエール・フルニエは、1906年にパリで生まれたフランスを代表するチェリストです。幼少期にピアノを学んだ後、病気をきっかけにチェロへ転向し、パリ音楽院で研鑽を積みました。気品に満ちた音色と均整の取れた造形、洗練された演奏から「チェロの貴公子」と称され、独奏だけでなく室内楽や協奏曲の分野でも高い評価を獲得。ヨーロッパをはじめ世界各地で演奏活動を行い、数多くの名指揮者や演奏家と共演しました。作品の構成を明晰に示しながら、温かみのある歌心を失わない演奏はフランス流チェロ奏法の一つの到達点とされ、1986年に亡くなった後も、その録音は世界中のクラシック音楽ファンから愛聴されています。
本日ご紹介するレコードは1960年に録音され、Archiv Produktionから発売された「ピエール・フルニエ/バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲/1198 186~188」です。
ヨハン・セバスティアン・バッハの「無伴奏チェロ組曲」全6曲、BWV1007~1012を収録した3枚組です。チェロ一挺だけで旋律、和声、リズムを描き出す同作品はチェロ音楽を代表する傑作であり、演奏者の解釈と技量が明確に表れる作品として知られています。フルニエは過度な感情表現や技巧的な誇張を避け、格調高い音色と自然な呼吸によって各組曲の舞曲としての性格を丁寧に表現。全体の構成を見通した端正な演奏の中にも、フランスの名手らしい優雅さと豊かな歌心が感じられます。録音から長い年月を経た現在もバッハ演奏史を代表する名盤の一つとして評価され、フルニエの芸術を知るうえでも欠かせない作品です。
今回の対象は、赤いステレオジャケットに収納されたバラ組3LPで、ラベル上部の12時位置に「STEREO」表記がある初期仕様です。同作品には後年の青ラインラベル盤や銀色ラベル盤、ボックス仕様なども存在するため、査定時には品番1198 186~188、3枚のラベル、各ジャケットの仕様を照合します。全3枚が揃っていることに加え、盤面やジャケットの保存状態も評価を左右する重要なポイントです。
セタガヤレコードセンターでは、ピエール・フルニエ/バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲/1198 186~188を買取強化中です。全3枚の盤・ジャケットが揃った状態良好品で、現在の参考買取価格は¥25,000とさせていただいております。
大切なレコードコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。