お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / David Abel、Julie Steinberg
・タイトル / Sonatas for Violin and Piano
・レーベル / Wilson Audiophile
・型番 / W-8722
・フォーマット / USオリジナル・ステレオLP
■参考買取価格 / ¥5,000
デヴィッド・アベル(David Abel)は、室内楽、独奏、オーケストラとの共演、教育など幅広い分野で活動してきたアメリカのヴァイオリニストです。自然で温かみのある音色と、作品の構造を明快に描く端正な演奏で知られています。ジュリー・スタインバーグ(Julie Steinberg)は、室内楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つアメリカのピアニストです。両者はアベル=スタインバーグ・デュオとして活動し、緊密な呼吸と対等な音楽的対話を築きました。技巧や音量を過度に強調せず、作品の細部と演奏会場の自然な響きを生かした二人の録音は、音楽ファンだけでなくオーディオファイルからも高く評価されています。
本日ご紹介するレコードは、Wilson Audiophileから発売された「David Abel、Julie Steinberg/Sonatas for Violin and Piano/W-8722」です。
本作には、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ ト短調、バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」を収録しています。穏やかな抒情性を備えたブラームス、鋭敏な色彩感覚と自由な構成を持つドビュッシー、素朴な民族旋律と躍動的なリズムを生かしたバルトークという、性格の異なる作品を一枚で楽しめる内容です。アベルの柔らかく芯のあるヴァイオリンと、スタインバーグの透明感に富んだピアノが自然に溶け合い、Mills College Concert Hallの響きを生かした鮮明な録音も大きな魅力となっています。
W-8722には後年、Analogue Productionsによる重量盤「AAPC 8722」などの再発盤が存在します。査定時にはWilson Audiophileのレーベル表記と品番W-8722を確認し、後年の再発盤と区別します。静かな室内楽作品のため、盤面の傷や再生ノイズも評価上の重要なポイントです。
セタガヤレコードセンターでは、David Abel、Julie Steinberg/Sonatas for Violin and Piano/W-8722を買取強化中です。Wilson Audiophileの米国オリジナル盤で、盤・ジャケットともに状態良好の場合、現在の参考買取価格は¥5,000とさせていただいております。
大切なレコードコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。