●Booker Ervin (tenor saxophone), Tommy Flanagan (piano), Richard Davis (bass), Alan Dawson (drums)
テナー奏者のBooker Ervinは1958年よりCharles Mingusバンドに参加し、その頭角を現しました。Savoy RecordsやCandidにリーダー作を残した後にPrestigeに迎えられます。サイドマンながらも<Prestige>や<New Jazz>では『~with Booker Ervin』のように名入りの好待遇で、Mal Waldronの『The Quest』、Pony Poindexterの『Gumbo!』、Roy Haynesの『Cracklin’』に参加。そして1963年の『Exultation!』でPrestige初リーダー作を飾りました。その後はBlue NoteやPacific、ヨーロッパの諸レーベルにも作品を残したましたが、39歳と若くして亡くなった彼の最後の録音は<Prestige>のEric Klossのアルバム『In the Land of the Giants』となりました。
ワンホーンでスタンダードを取り上げた本作。アルバム・タイトルはスタンダード集であることの『The Song Book』とBooker Ervinのニックネームの””The Book””からのダブル・ミーニング。バラードからミッド、ハード・バップまでと幅広く取り上げ、「The Lamp is Low」や「All The Things You Are」では淀みないErvinのソロ、またスロウではワンホーンながらも歌伴としてのリズム・セクションではなくTommy Flanaganのソロも光ります。
〇レコード
・黄NJラベル
・VAN GELDER
*両溝ありも確認されています
〇ジャケット
・N.J.
Prestigeの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
是非、私たち査定のプロにご依頼いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。