菅野光亮 / 詩仙堂の秋

JRS-7262 国内初回オリジナル帯/付属品完品

買取価格120,000円

ジャンル：ジャズ

子ジャンル：邦人ジャズ（和ジャズ）

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作品紹介

●尾山修 (tenor saxophone, soprano saxophone), 山川裕之 (tenor saxophone), 羽尾知也 (trumpet, flugelhorn), 光井靖 (guitar), 橋本静雄 (bass), 菅野光亮 (piano), 三戸部純一 (drums, percussion), 朝倉正展 (cello, bass), 稲森康利 (flute, shinobue)

作曲家であり、ジャズ・ピアニストとしても活動した菅野光亮氏。最も知られている作品としては松本清張氏の『砂の器』が映画化された際に制作されたサウンド・トラックでしょう。こちらも松本清張氏原作の映画化『天城越え』を手掛けた際には、日本アカデミー賞音楽部門にノミネートされました。その他にも、TBS系「白い～」シリーズや、テレビ朝日系の横溝正史氏や松本清張氏の2時間ドラマなど、数多くのテレビ音楽を手掛けました。国立音大付属高校を経て、東京芸大音楽学部作曲科に入学し、在学中に日本音楽コンクールの作曲部門に入賞。現代音楽も手掛ける中で、ジャズ・ピアニストとして1973年に『詩仙堂の秋』、1978年には『ホエン・ザ・ワールド・ワズ・ヤング』をリリース。翌年、同メンバーでGary Fosterの来日公演のサポートを行い、アルバム『ビューティフル・フレンドシップ』をリリース。1981年には『冬の終わりに』を発表しましたが、1983年、過労による体調急変のために44歳で逝去してしまいます。
菅野光亮氏のファースト・アルバム『詩仙堂の秋』。京都にあり、秋の紅葉で知られる国指定史跡である詩仙堂をタイトルにした、篠笛なども用いた”和モード”ジャズを代表する作品です。セカンド・プレス以降ではアルバム・タイトル用いられる「武将」からアルバムはスタートし、「くもの糸」、「寂光」、「詩仙堂の秋」の全4曲は、もちろんジャズ・マナーながらも比較的オープンな構成で、現代音楽的な側面も感じられます。使用されるギターも時に三味線のように響き、”和モード”全開の人気作です。アルバム単体でのLP/CD再発の他、Jazzmanの名物コンピレーション・シリーズ『Spiritual Jazz』の和ジャズ編にも、本作から「くもの糸」が収録されました。

このアルバムが残されたビクター/RCAの”Modern Jazz Series”に残された他作品、

・チャーリー・マリアーノ / 春の海 JRS-7261
・大野雄二トリオ / ミスター・ハピゴン JRS-7263
・西条孝之介 / リザレクション JRS-7264

といった作品も高価買取させていただきます。

よろしくお願い申し上げます。