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レナード・バーンスタイン / マーラー:交響曲第6番

レナード・バーンスタイン / マーラー:交響曲第6番

独DG/427 697-1/デジタル録音/LP末期1989年作

買取価格25,000円

ジャンル: クラシック

子ジャンル: クラシック-交響曲

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / レナード・バーンスタイン
・タイトル / マーラー:交響曲第6番
・型番 / 独DG/427 697-1/デジタル録音/LP末期1989年作
■参考買取価格 / ¥25,000

レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein, 1918–1990)は、アメリカ合衆国を代表する指揮者、作曲家、ピアニスト、教育者です。クラシック音楽の枠を超えて活躍した20世紀の音楽界の巨星であり、そのカリスマ的な存在感と多才な才能で世界中に大きな影響を与えました。
指揮者としてはニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督を務め、若き日にカーネギー・ホールでの代役デビューで一躍脚光を浴びました。作曲家としても『ウエスト・サイド物語(West Side Story)』をはじめとするミュージカルや、交響曲、宗教曲など幅広い作品を残しています。
また、教育にも熱心で、テレビを通じて若い世代にクラシック音楽の魅力を伝える「ヤング・ピープルズ・コンサート」は特に有名です。知性と情熱を併せ持ち、音楽と社会の関わりを常に考え続けたバーンスタインは、今なお世界中の音楽ファンから愛され続けています。

本日ご紹介のレコードは「レナード・バーンスタイン / マーラー:交響曲第6番」です。
録音は1988年9月にウィーンのムージフェラインザールで行われ、1989年に発売されました。

バーンスタインとウィーン・フィルによるマーラーの交響曲第6番は、まさにスーパーへヴィー級の名演と呼ぶにふさわしいものです。マーラーに深く共鳴し、自らを同化させるほどに作品を知り尽くした指揮者と、表現力において極限の力を発揮するスーパー・オーケストラの邂逅。その結晶が、感情の振幅が驚くほど豊かなこの演奏です。
冒頭からただならぬ緊張感に満ち、第1楽章では突き刺すような勢い、第2楽章では重々しさと軽妙さの対比、第3楽章では豊かな歌心、そしてフィナーレでは圧巻の爆発へと展開します。特に注目すべきは、ウィーン・フィルのタムタムの音色です。他の演奏では金属的な響きが強調されがちですが、この演奏では「ごおぉ~ん」と陰鬱で深い響きが鳴り響き、まさに地獄からの警鐘のような効果を生み出しています。
音量の強弱ではなく、音色の変化で聴く者を震わせるような表現は極めて稀で、この演奏はその意味でも圧倒的です。日常的に楽しむための演奏ではなく、「打ちのめされたい」ときにこそ相応しい一枚でしょう。 改めて聴き直すことで、バーンスタインの「形」を重んじる姿勢にも驚かされます。彼が作曲家でもあることを思えば当然かもしれませんが、その構築力と切実さは、ウィーン・フィルともども作品の「真実」に迫った結果といえるでしょう。この第6番は、ただ壮大なだけではなく、深い切実さをたたえた演奏として心に残ります。

本日ご紹介の盤はDeutsche Grammophonから1989年に発売された2LPボックスセットです。
同品番でハンガリー盤、ヨーロッパ盤、韓国盤などが同時期に発売されており、いずれも高値で取引されていますが、やはりGrammophonの本家とも言えるドイツ盤は人気は圧倒的です。

CDへの移行期で会ったことも重なり、希少なため、入手するのは大変難しく中古市場の価格は高騰しています

セタガヤレコードセンターでは、レナード・バーンスタイン / マーラー:交響曲第6番を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥25,000とさせていただいております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。

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