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優秀録音の世界 – 第14回 ドラティ/コダーイ/ハーリ・ヤーノシュ他

オーディオ愛好家、とりわけリファレンス・ディスクにLPを選択される方を虜にし続ける優秀録音盤。 弊社の買取で入荷したクラシックLPを中心としたタイトル、そして長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPレコードをご紹介して参ります。

レーベル:米MERCURY
作曲家/タイトル:コダーイ/ハーリ・ヤーノシュ他
指揮:アンタル・ドラティ

アメリカのハイエンド・オーディオを取り扱う雑誌【THE ABSOLUTE SOUND】誌が毎年発表する優秀録音LPのリスト【TAS SUPER LP LIST】2017年のリストに掲載されておりましたこちらをお譲り頂きましたのでご紹介致します。

その前にこのTASリストですが、THE ABSOULUTE SOUND創業者のハリー・ピアソン氏が自身のコレクションの中から選りすぐりの優秀録音盤を毎年リスト化したものです。
最優秀の【BEST OF THE BUNCH】と優秀の【SPECIAL MERIT】という2つのカテゴリに分かれており、クラシックとポピュラーを中心に、原盤に限らずSPEAKER CORNERSやANALOGUE PRODUCTIONSといった優秀な復刻音源も選出されております。
ハリー・ピアソン氏がこの世を去った後は、TAS STAFFというメンバーが引き続きリストを作成しております。

今回ご紹介のこちらは米MERCURYより1959年に発売されたステレオ原盤となり、TASリストではSPECIAL MERITの1枚として紹介されております。

録音は1956年、ミネソタ大学の講堂で、オケはミネアポリス交響楽団。
エンジニアはMERCURYお馴染みのウィルマ・コザートとロバート・ファイン夫妻。
実はモノラル盤は先に1957年の発売となっておりますが、1959年のステレオ盤が初期原盤扱いとされております。

今回お譲り頂きましたLP、ジャケット裏面がカラーとなっておりますが、2版は裏面が白黒となっております(この年代辺りの型番SRより始まるMERCURYの作品は、大体この仕様です)

このウィルマ・コザートとロバート・ファイン夫妻は、PHILIPSに買収される前のMERCURY社での録音エンジニアとして50年代から60年代に活躍。
大規模な編成となる交響楽団でも、楽器の質感を損なうことのない自然な形での録音を理想としている所が人気の秘訣です。

そんな本作コダーイのハーリ・ヤーノシュも大規模な編成となっておりますが、それぞれの楽器が埋没することなくクリアに鳴らされる素晴らしい録音で、良質なシステムで聴くとより一層感動出来る1枚だと思います。