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JUTTA HIPP / At The Hickory House, Vol. 2

JUTTA HIPP / At The Hickory House, Vol. 2

BLP1516/LEX/DG/FLAT/オリジナル

買取価格42,000円

ジャンル: ジャズ

子ジャンル: ブルーノート(1500番台)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

Jutta Hipp (piano), Peter Ind (bass), Ed Thigpen (drums)

ドイツ出身の女流ピアニストのJutta Hipp。ナチス統治下で隠れてジャズを聴いていた10代、そして戦後は困窮の避難民生活の中からジャズ・ミュージシャンとしての活動を始めました。彼女が率いたグループにはAlbertとEmil Mangelsdorff兄弟、Hans Koller、Joki Freundなどのドイツのモダン・ジャズの黎明を支えた豪華なメンバーが集いました。ドイツ在中のアメリカ兵からJutta Hippの演奏の入ったテープをもらったアメリカのジャズ評論家Leonard Featherは、ドイツに赴いた際に『New Faces – New Sounds From Germany』(BLP 5056, 1954年)としてBlue Noteからリリースされるレコーディングを現地で行いました。Featherの誘いでアメリカに渡った彼女は、1956年に『At The Hickory House Volume 1』(BLP 1515)、『Volume 2』(BLP 1516)、1957年に『Jutta Hipp With Zoot Sims』(BLP 1530)をリリースすると、音楽業界の表舞台から去ってしまいます。それは、Leonard Featherを避けるため、自分を利用して金儲けをたくらむ世界に嫌気がさしたため、ジャズだけでは生計を立てられなかったため、ステージ恐怖症からのアルコール依存、戦時下のPTSD、色々な原因が複合的に絡み合い、彼女は彼女にとっての平穏な暮らしを選択しました。
アメリカに渡った彼女は、Featherの手配によって、ニューヨークのジャズ・クラブ、The Hickory Houseでピアニストとしての仕事を始めました。1956年の3月から6か月間そこでレジデント・ピアニストを務め、4月5日行われたライヴは、『At The Hickory House Volume 1』(BLP 1515, 1956年)『At The Hickory House Volume 2』(BLP 1516, 1956年)としてリリースされました。『Volume 1』では司会を務めたFeatherの紹介から始まる、彼女の最初のアメリカ・レコーディング盤。しかし、翌年の『Jutta Hipp With Zoot Sims』(BLP 1530)のリリースを最後に音楽業界から完全に引退してしまいました。

<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・Lexington
・フラット・エッジ
・深溝
・RVG
・耳
・R、INC.なし
○ジャケット
・Lexington
・ニスコート
・INCなし

Blue Noteの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
是非、私たち査定のプロにご依頼いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

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