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細野晴臣 / 泰安洋行

GW-4021 赤白帯付/冊子付

買取価格12,000円

ジャンル: JAPANESE

子ジャンル: ニューミュージック/シティポップ

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

細野ソロ・ワークスの中でもとりわけ評価の高い、1976年リリースの傑作アルバム。オリジナル盤は非常に凝ったフォントが目を引く赤白帯なのですが、このビザールな帯とお洒落な冊子(ブックレット)の有無によって査定額が大きく変わります。なお『トロピカル・ダンディー』と同様、80年に同じ品番で再プレスされていますが、フォントもデザインもまるで異なる赤地帯。84年のリイシュー盤は緑色のかぶせ帯、95年のVIVID SOUND盤もシンプルな緑帯のため、オリジナルの赤白帯はなおさら魅力的だといえるでしょう。

前作での「ソイ・ソース・ミュージック」から発展して、より広く深い音楽の海原への出航を思わせる「チャンキー・ミュージック」というコンセプトを掲げた作品です。マーティン・デニー、カリビアン、ハワイアン、沖縄民謡などの汎南洋的な要素に加えて、 ドクター・ジョンの名作『Gumbo』からインスパイアされたであろうニューオーリンズ流のリズムやグルーヴを大胆に投下。チャンプルー+ファンキーという意味合いのその造語のとおり、多彩で賑やかな素材をごった煮(ガンボでチャンコでチャンプルー)にした比類なき無国籍サウンドが、いかがわしくも蠱惑的な魅力を放っています。

そのごった煮料理を調理するシェフたちは、鈴木茂と林立夫、佐藤博(出色のピアノ!)のティン・パン勢から、浜口茂外也、矢野顕子、岡田徹ほか腕利き揃い。さらにコーラスにも、大滝詠一山下達郎、小坂忠、久保田麻琴、大貫妙子ら錚々たる面々が参加しています。しかし何といってもベース、三味線、マリンバ、ヴィブラフォン、ハモンド、スティール・ドラムなどを自在に操る、ハリー細野の超絶マルチ・プレイヤーぶりには脱帽する以外ありません。

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