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<買取日記6>松田聖子 / Pineapple

『Master Sound』(高音質盤)

数多くの思い出の詰まった大切なレコードをセタガヤレコードセンターへお送り頂き誠にありがとうございます。

本日、査定させて頂いたレコードの中からご紹介させていただくのは、アイドル黄金期の80年代から現在に至るまでトップに君臨し続ける“松田聖子”さんによるアルバム『Pineapple』。1982年5月21日に発売された5枚目のオリジナル・アルバムで、全作詞は数々の名曲を生み出してきたヒットメーカーであり盟友の松本隆さん、作曲には呉田軽穂さん(=ユーミン)、来生たかおさん、原田真二さん、財津和夫さんなどなど、ニューミュージック界を代表するアーティストたちが参加し、「赤いスイートピー」、「渚のバルコニー」などなど、日本国民なら(恐らく)誰もが知る名曲、ヒット曲が詰め込まれた1枚。いわゆる国宝級作品ですね!

当時、これだけ売れているのでほぼ毎日のように入荷してくることもあり、正直、査定額は非常にお安めになってしまいます…が、ここにもまた違った切り口があるのです。ラベル、そして帯の上段にある『Master Sound』の文字(マーク)がソレ。

厳密には、この『Master Sound』には「DIGITAL MASTERING」、「DIGITAL RECORDING」、「DIRECT DISK」など様々な仕様が存在するのですが細かい部分はおいといて、要は当時の新しい技術を詰め込んだ音の良さを追求した「高音質盤」と呼ばれるものになります。発売は通常盤より一か月程度遅れてリリースされていたようです。“CDの方がレコードより音が良い”とされる時代に、ある意味究極のアナログ盤(サウンド)を提示したこの企画は、松田聖子さんファンは言うまでもなくオーディオ・ファンまでを魅了し、今でも人気を誇っております。本日、査定させて頂いたお品物は、帯、ジャケット、盤の状態もよく相場よりも高いお値段で買取させて頂きました。

同じレコード・アルバムでも、その仕様によって大きくお値段が変わってきます。『Master Sound』の文字を気にして、ご自身のコレクションを見直してみるもの良いかもしれません。「高音質盤」のレコードを見つけましたら、ぜひ違いの解るセタガヤレコードセンターにお送りください。