お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / 竹内まりや
・タイトル / Sweetest Music
・型番 / RHS-508
■参考買取価格 / ¥3,500
竹内まりやは、日本を代表するシンガーソングライターであり、ポップス界において独自の地位を築いてきたアーティストです。1978年にアルバム『BEGINNING』でデビューし、その瑞々しい歌声と洗練されたメロディで注目を集めました。彼女の音楽は、洋楽からの影響を強く受けつつも、日本人の感性に寄り添った親しみやすさが特徴です。
特に、山下達郎との結婚後、彼のプロデュースによる作品群は高い完成度を誇り、多くのヒット曲を生み出しました。「September」「不思議なピーチパイ」「駅」などの名曲は、今なお幅広い世代に愛されています。また、1980年代から1990年代にかけて提供した楽曲は、他のアーティストにとっても重要なヒット曲となり、彼女の作詞作曲の才能が広く認識されるきっかけとなりました。
竹内まりやの音楽は、ノスタルジーを感じさせる歌詞や爽やかなサウンドで、リスナーの日常に寄り添う存在であり続けています。その普遍的な魅力は、時代を超えて愛される理由でもあります。
本日ご紹介のレコードは「竹内まりや / Sweetest Music」です
1980年12月5日にRCA(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)りリリースされた自身6枚目のシングルです。
A面曲「Sweetest Music」は全編英語詞のダンサブルな楽曲で、作詞はデヴィッド・ラズリー、作曲はピーター・アレン、演奏にはデイヴィッド・フォスターやTOTOのメンバーが参加しています。竹内まりやはこの曲をシングルとして出すのは冒険だったと振り返っています。本作のジャケット写真はアメリカで撮影されたもので、後に「プラスティック・ラヴ」の動画で広く使用されました。2021年には公式シングルとして再採用されています。プロモーション用に「Disco Version」の12インチシングルも制作されました。2015年にはSuperflyの越智志帆がカバーし、竹内とのデュエットとしてアルバム『WHITE』に収録されました。越智はカバーの喜びと竹内の歌声に感動したエピソードを語っています。B面曲「Morning Glory」は山下達郎が作詞作曲し、自身のアルバムでもセルフカバーしています。
2018年のシティポップブーム以降、数々のアルバムが再発されましたが、本作シングルレコードの再発はなく、良い状態のものを入手するのは大変難しいため中古市場の価格は高騰しています。
セタガヤレコードセンターでは、竹内まりや / Sweetest Musicを買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥3,500とさせていただいております。
大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。