RM487/Orpheumターコイズ/Audio Matrix刻印/オリジナル
買取価格8,000円
ジャンル: ジャズ
子ジャンル: リバーサイド/ジャズランド
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
●
Bill Evans (piano), Chuck Israels (bass), Larry Bunker (drums)
ジャズを代表するピアニストBill Evans。大学時代にMundell Loweと出会い、卒業後にRed Mitchellとのトリオでプロとしての活動を開始。Mundell Loweから電話越しでEvansの演奏を聴かされたRiversideのOrrin Keepnewsによる懸命の説得を受けて、本人は消極的ながらもファースト・アルバム『New Jazz Conceptions』(RLP 12-223)を録音。その後、Tony ScottやGeorge Russell等と演奏し、Miles Davisのセクステットに参加。George Russellの元で既にモードを学んでいたEvansは『Kind Of Blue』でも重要なプレイヤーでした。Milesのバンドを去った後、Scott LaFaro、Paul Motianとトリオを結成し、『Sunday at the Village Vanguard』(RLP 376)、『Waltz for Debby』(RLP 399)をライヴ・レコーディングしましたが、この10日後にScott LaFaroが交通事故で急逝してしまいます。失意のEvansでしたが、Chuck Israelsを新しいベーシストとして迎え再始動しました。51歳で亡くなるまで、常にドラッグの影響が影を落としながらも、「Waltz For Debby」などの多くのジャズ・スタンダードも生み出しました。
Scott LaFaro死後、失意のEvansの薬物中毒が進む中、彼のマネージャーにHelen Keaneが就きました。彼女はRiversideが既に財政難に陥っており、Evansの活躍の基盤となることは難しいと判断、Verveへの移籍の契約を取り付けました。既にVerveへ移籍済みのEvansでしたが、1963年に行われたライヴ録音が1966年にRiversideから『At Shelly’s Manne-Hole, Hollywood, California』としてリリースされました。Scott LaFaro代わって加入したChuck Israelsと、Paul Motianの脱退後に再結成したトリオに加わったばかりLarry Bunkerによるトリオです。ジャズ・スタンダードのカヴァーで占められており、またRiverside不遇の最晩年のOrpheum盤ということもあり、陽が当たりにくいアルバムではありますが、メランコリックやノスタルジックな雰囲気をもった繊細なサウンドは他作品にも引けを取らない内容です。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・Orpheumターコイズ・ラベル
・Audio Matrix刻印
Riversideの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
是非、私たち査定のプロにご依頼いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。