●Red Garland (piano), Jimmy Rowser (bass), Specs Wright (drums)
Miles Davisグループのピアニストとして頭角を現したRed Garland。元々はボクサーというキャリアもあり、ボクシング好きのMilesと意気投合。Prestigeにおけるマラソン・セッションや、初期のColumbiaのMiles作品にも参加しています。1950年代中ごろから、Paul Chambers、Art Taylorと組んだトリオで『A Garland Of Red』(PR 7064)を録音。このトリオは、John ColtraneやDonald Byrd等をフロントに据えた録音も多く、Prestigeの60年代を支えたハウス・トリオとも言えます。
1959年の10月2日、ニュー・ヨークのクラブ・ハウスで行われたライヴを収めたアルバムは『Red Garland At The Prelude』(PR 7170)、『Lil’ Darlin’』(ST 8314)、『Live!』(NJ-8326)と3つに分けてリリースされました。それぞれリリース元は本家Prestige、それ以外の2枚は廉価レーベルとして当初設定されていた傘下のStatus、New Jazzとなっており、『Red Garland At The Prelude』が本流と言えそうです。60年代に入るとジャズの流れもモードやフリーなどの新たな潮流が生まれますが、バップ期の50年代最後で最高のピアノ・トリオによるライヴ録音の1つです。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・黄NJラベル
・RVG刻印
・深溝
○ジャケット
・N.J.
・コート
Prestigeの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
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