レコードの中でも直径が30cmほどあるものはLPレコードと呼ばれています。
以前は、LPレコードで音楽を聴くことが普通でしたが、現在ではCDやサブスクリプションサービスが普及したこともあり、「手元にあるLPレコードを手放したい」と考えている方もいるかと思います
不要になったLPレコードをどうにかしたいという時、捨ててしまおうとする方もいらっしゃいますが、LPレコードは売ることができます。
中には、高く売れるLPレコードもあるので、レコードを処分したい時は売るのがおすすめです。
なお、レコードを売るといってもいくつかポイントがあるので、この記事ではレコードを売る際のポイントを解説します。
目次
「レコードなんて今どき買い取ってもらえるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はレコードの人気は再燃しつつあります。
現在、20代を中心とした若い世代の間でレコードの人気が高まっており、日本で活躍しているアーティストの中には、新曲をリリースする際にCDだけでなくレコードで発売するアーティストもいます。
もちろん、レコードの人気が高まっているのは日本だけではありません。
アメリカでは2020年、34年ぶりにレコードの売り上げがCDを上回っており、レコードの人気が高まっていることが伺えます。
このように中古レコードの需要はどんどん高くなっているため、LPレコードを手放したいのであれば、捨てるのではなく売るのがおすすめです。
では、高く売れるLPレコードにはどんな特徴があるのでしょうか。
ここでは高く売れるLPレコードの特徴6つを解説します。
例えば、レコード本体に傷がついてしまっていると、音が綺麗に聞き取れなくなってしまったり、音が出なくなってしまったりすることがあります。
こういったレコードは買い取ってもらうのが難しいですが、レコードに傷や汚れがなく、音質も良い状態であれば買い手が付きやすいため、レコード買取業者に高く引き取ってもらえる可能性が高いです。
LPレコードの中には、日本で限られた数しか販売されていないものや販売前に宣伝用としてラジオ局やテレビ局のみに配布された見本盤と呼ばれるものなど、とても珍しいレコードが存在しています。
流通数が少ないレコードや見本盤のような珍しいレコードは、とても希少価値が高く、高値で買い取ってもらえます。
今でも活躍していているアーティストや人気のタイトルのLPレコードも高く売ることができます。
例えば、今でも第一線で活躍している山下達郎のレコードや、松任谷由実が「荒井由実」として活動していた際に発売された当時のレコードの中には高値で売れるものもありますし、世界で爆発的人気を誇ったビートルズのレコードの中には1枚10万円以上するレコードもあります。
LPレコードが高く売れるかどうかは、LPレコードのジャンルによっても変わります。
例えば洋楽ロックの場合、人気アーティストの数が多い上に、それぞれのアーティストが次々にレコードを発売しているという特徴があるためレコードタイトルの数が多く、それに比例して高値で取引されるレコードも多いです。
また、ジャズも高値で売れるレコードが多いです。
ジャズのレコードを集めているコレクターの中には熱心な人も多く、中には買取価格の相場が最低で数百円以上となるものもあります。
このように、ジャンルによって高く売れるかどうかは異なり、中でも洋楽ロックやジャズは高く売れるLPレコードが多い傾向があります。
他にも、和ジャズや邦楽ロック、クラシック、歌謡曲といったジャンルも高値で売れるケースがあります。
生産量が多いレコードは基本的に安い値段で買い取られることが多いですが、中には同じアーティストのレコードでも作曲者・編曲者によって買取価格が上がる場合があります。
また、今までは比較的買取金額が安価であったものでも、楽曲が再評価された結果、買取価格が変わるという場合もあります。
LPレコードの付属品とは、歌詞カードやジャケット、帯などのことを指しています。
この付属品もLPレコードの価値を左右しており、同じアーティスト・タイトルのレコードでも、付属品がないものとあるものとでは付属品が揃っているものの方が高く売れる可能性があります。
付属品の種類はLPレコードによって異なり、歌詞カードやジャケットだけでなく帯が付いているものもあります。
帯とはレコードのジャケットについた縦巻きの細長いもので、アーティスト名やアルバム名、キャッチフレーズなどが記載されている紙のことを指します。
もともと帯は日本のレコード業界がレコードの販売促進を目的に作り始めたものですが、同じタイトルでも様々なバリエーションが作られている上に、帯が残っているレコードの希少性が高いことから帯付きのレコードは高く買い取ってもらえることが多いです。
LPレコードの買取相場は、一概に〇〇円とはいえません。
買取価格はものによって変動しやすく、欲しがる人が多ければ次第に高値になりますし、在庫が多くなれば安価になるため、高値で取引されることの多いレコードもあれば安価で買取られるレコードもあります。
また、レコード買取業者によって買取価格が異なるため、同じタイトルのレコードでも査定結果が異なるという場合もあります。
ここでは、セタガヤレコードセンターで買取られているレコードの中でも高額で取引されているLPレコードタイトルをジャンルごとに解説します。
レコードを買取ってもらうなら、レコードを専門に買取りしている業者がおすすめです。
レコードをいくらで買取るかは業者によって異なっており、レコードに関する専門的な知識がない業者に買取りを依頼してしまうと、正しい査定がされず、高値で売れるはずのLPレコードが安値で買取られてしまう場合があります。
中には、査定をせずにまとめて買取られてしまうこともあるでしょう。
しかし、レコードの知識が豊富なレコード買取専門業者であれば、1つ1つきちんと査定してもらえるので、少しでも高くLPレコードを売ることができます。
では、実際にどのような点に気をつけてLPレコードを売ればよいのでしょうか。
ここでは、LPレコードを売る際のポイント・注意点を解説します。
まず、押さえておきたいのが買取相場は日々変動しているという点です。
業者のホームページやお問い合わせで確認した時はその価格であっても、在庫が増えたりレコードのタイトルに対する評価が変わったりすると、買取相場が下がってしまうことがあります。
あくまで公表されている価格は、その当時のものであり必ず氏もその価格で買い取ってもらえるわけではないことを覚えておきましょう。
レコードにはジャンルというものがあり、レコード買取業者の中には特定のジャンルの買取を得意としているところがあります。
そういった買取業者は、得意としているジャンルの専門的な知識が豊富なのでより高値で売れる可能性が高いです。
買取業者を選ぶ時は、これまでの買取実績、買取価格を公表している買取業者に依頼するようにしましょう。
ホームページ等でこれまでの買取実績を公表している買取業者は信頼できますし、買取価格を公表している買取業者であれば価格に関するトラブルにあいにくいです。
レコード本体が反ってしまっていたり傷があったりする場合は、自分で直そうとはしないでください。
1度反ってしまったレコードを元に戻したり傷を消したりするのは簡単ではありません。
むしろ直そうとして、余計劣化させてしまうこともあるので、自分で直そうとはせず1度買取業者に相談しましょう。
レコードを売りたい方の中には、「遠方に住んでいて持っていくのが難しい」「レコードの枚数が多くて持ち出すのが大変」という方もいらっしゃるかと思います。
レコードの買取方法には店頭で買い取ってもらう方法の他に、店舗までレコードを郵送して買い取ってもらう方法や自宅まで来てもらってその場で買い取ってもらう方法もあります。
色々な買取方法を展開している業者であれば、自分にあった方法を選ぶことができるので、自分にあった買取方法が依頼できる業者を選ぶようにしましょう。
LPレコードを手放したいなと思った時は、ゴミとして処分するのではなくレコードの買取を専門としている業者に売るのがおすすめです。
レコードの人気は現在高まっており、モノによっては高値で売ることもできます。
レコードの買取を専門的に行っている業者はいくつあありますが、
「より高値で売りたい」
「きちんと査定してほしい」
とお考えなのであればセタガヤレコードセンターへぜひご相談ください。
セタガヤレコードセンターは、30年の実績があるレコード専門の買取専門店です。
査定の際には、各ジャンルに精通したベテランスタッフがお客様のレコードを1枚1枚丁寧に査定いたします。
また、店頭での買取はもちろん、郵送での買取や出張での買取もおこなっているので、お客様のご状況に合った買取方法をお選びいただけます。
ぜひ、LPレコードのご売却をご検討されている方はセタガヤレコードセンターにご相談ください。