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オールマン・ブラザーズ・バンド / S.T.

オールマン・ブラザーズ・バンドのレコード

オールマン・ブラザーズ・バンド / S.T.

MT 2026/グラモフォン/帯補充票付/ライナー付/見開き

買取価格70,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: ロック-60〜70年代(国内盤)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

いまではサザン・ロック、ひいては70年代アメリカン・ロックを代表するバンドといっても過言ではないオールマン・ブラザーズ・バンドですが、この1969年にリリースされたデビュー・アルバムは全米チャート188位という不発ぶり。彼らの名が一躍世界中に轟くのは71年の傑作ライブ盤『At Fillmore East』からなのです。

日本盤は70年に日本グラモフォンから発売されましたが、高額買取の必須条件は黒帯と補充票、ライナーが付属していることです。国内におけるAtlanticの版権は、翌年の71年配給分からワーナーブラザーズ・パイオニアに移行するのですが、そのタイミングで本作も改めてリイシューされています。
つまり日本グラモフォン盤はわずか1年ほどしか流通していなかったうえに、先述したように70年時点ではオールマンズ自体の認知度が低かったということも重なったため、本作の完品は一層レア・アイテムとして人気が高いのではないでしょうか。

チャート・アクションは振るわなかったものの、溢れ出る熱気と気迫を体感させてくれる素晴らしい一枚です。ブルースが基盤にはなっていますが、カントリー、ジャズ、ソウルなどの影響も巧みに吸収した独自のサウンドがほぼ確立されており、まさに「サザン・ロック」の誕生を高らかに告げているかのよう。
ツイン・ギター&ツイン・ドラムという編成による音の分厚さと異様なほどハイ・テンションな演奏は、ブリティッシュ・ハード・ロックなどが好きなリスナーでも圧倒されるはず。豪快さと繊細さを併せ持ったデュアン・オールマンのスライド・ギターはすでに他の追随を許さない存在感。グレッグのヴォーカルはやや固い感じが否めないものの、その青臭さもまた本作でしか味わえない魅力だとも言えるでしょう。

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