●Kenny Burrell (guitar), Cecil Payne (baritone saxophone), Tommy Flanagan (piano), Doug Watkins (bass), Elvin Jones (drums)
デトロイト生まれのギタリストKenny Burrell。大学在学中の1951年にDizzy Gillespieのメンバーとしてレコーディング・デビューし、また同郷のYusef Lateef、Tommy Flanagan、Al Jackson、Elvin JonesとFour Sharpsというユニットでも活動。1955年に卒業後、Oscar Petersonとともにツアーを行い、その後1956年にTommy Flanaganとともにニューヨーク市に移住しました。その年にBlue Noteでの一作目『Introducing Kenny Burrell』(BLP 1523)を発表。Blue Noteには1963年の『Midnight Blue』(BLP 4123)まで6枚のリーダー作以外にも、多くのレコーディング・セッションに参加しました。そして、Blue Note以外にもPrestige、Verveなどに生涯多くの作品をリリースし、サイドマンとしてだけではなく数多くの歌伴もこなしました。
本作以前にPrestige All Stars名義でリリースされた『Earthy』(PR7102)(型番号は本作より後ですが録音は本作の1週間前に行われました)、『All Night Long』(PR7073)、『All Day Long』(PR7081)の1957年リリースの3枚のアルバムに参加しており、後者2枚はその後にKenny Barrell名義に変更されました。とはいえ、これが彼名義のPrestigeでのファースト・アルバム。ホーン・ライクと形容される彼のギター、例えば「Drum Boogie」でのバリトンとのテーマやその後の合いの手を聴けば、さもありなんということがご理解いただけるかと。かと言えば、「Don’t Cry Baby」や「All Of You」では弱冠25歳で枯れた渋いプレイを聴かせます。NJ期からは『Blue Moods』というタイトルに変更されます。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・黄NYCラベル
・RVG刻印
・深溝
○ジャケット
・コート
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