28PL-61 帯付/ライナー付
買取価格4,000円
ジャンル: JAPANESE
子ジャンル: ニューミュージック/シティポップ
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70年代の美乃屋セントラル・ステーション時代のバンド・サウンドに乗せた伸びやかな歌声を愛する人も多いでしょうが、バンドと離れた80年代以降の彼女の諸作もまた違った都会的なソフィスケイションを感じさせる秀作揃いです。本作は80年代一番最後を飾る作品。レコード会社の企画ではなく、彼女自身の念願のニュー・ヨーク録音を中村照夫らのコーディネートにより実現させたものです。デヴィッド・サンボーンの演奏をフィーチャーしていたりしますが、予定にない飛び入り参加(!!)だったそう。英語、日本語、両方のナンバーが収録されていますが、現地のクロスオーヴァー系ミュージシャンの奏でるサウンドとの相性もばっちりで、全く違和感がありません。本当に自然体でどんなリズムやサウンドにも溶け込んでいける抜群の歌唱力は、日本の音楽シーンの歴史の中でもトップ・クラスではないでしょうか。 83年にLPリリース後、長い間CDが発売されずファンをやきもきさせましたが2009年に初CD化され、2021年にはライセンスOEMでLPも限定復刻しています。