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ヘンリク・シェリング / チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

ヘンリク・シェリング / チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

米RCA/LSC 2363 LIVING STEREO/影犬ラベル/溝有

買取価格3,000円

ジャンル: クラシック

子ジャンル: クラシック-協奏曲

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / ヘンリク・シェリング
・タイトル / チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
・型番 / 米RCA/LSC 2363 LIVING STEREO/影犬ラベル/溝有
■参考買取価格 / ¥3,000

ヘンリク・シェリング(Henryk Szeryng、1918年9月22日 – 1988年3月3日)は、ポーランド出身の世界的ヴァイオリニストです。幼少期から音楽の才能を発揮し、パリ音楽院でジャック・ティボーに師事。1933年にカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、一躍注目を集めました。
第二次世界大戦中は通訳としても活躍し、その際にメキシコ政府の招聘で現地に滞在したことから、のちにメキシコ国籍を取得。音楽活動と教育活動の両面でメキシコに大きく貢献しました。
バッハ、モーツァルト、ブラームス、フランクなどの作品で名演を多数残しており、特に気品ある音色と緻密な構成力に定評があります。1988年の演奏旅行中、ドイツで客死しましたが、今なお高く評価される名ヴァイオリニストのひとりです。

本日ご紹介のレコードは「ヘンリク・シェリング / チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」です。
チャイコフスキーのロマンティックでセンチメンタルなヴァイオリン協奏曲を、あえて感傷的に流すことなく、端正に弾き切ったヘンリク・シェリングの演奏は、彼の頑固な美学を感じさせるものです。情に溺れず、楽曲の構造をしっかりと保った厳格なアプローチによって、作品本来の美しさが浮かび上がります。
演奏は非常に音楽的で完成度が高く、品格を保ちながらも表現力豊かで、何度聴いても飽きのこない名演といえるでしょう。チャールズ・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団の伴奏も、実務的でありながら事務的にはならず、しっかりとした土台を築いており、シェリングのヴァイオリンと絶妙なバランスを保っています。
派手さはなくとも、地味ながらも確かな技と表現に裏打ちされた名盤であり、作品を真正面から味わいたい方にぜひ聴いていただきたい演奏です。

本日ご紹介の盤は1960年にRCA Victor Red SealからリリースしたUS盤です。
各国で発売されていますが、初期盤は大変希少なため中古市場の価格は高騰傾向です。

セタガヤレコードセンターでは、ヘンリク・シェリング / チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥3,000とさせていただいております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。

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