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カン / 闇の舞踏会

カンのレコード

カン / 闇の舞踏会

YX-7092-VR/帯補充票付/ライナー付

買取価格8,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: プログレ

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

カンの通算7作目にして、United ArtistsからVirginへの移籍後初となる1975年作『Landed』。
日本では翌76年に『闇の舞踏会』というプログレ・ファン層の購買を相当に意識したのではないかと勘ぐりたい怪しい邦題でリリースされました。高額買取は黒帯と補充票、ライナーが揃っていることが条件になります。
ちなみに帯にはかの間章による惹句「……ここではっきり言えることは、『カン』というグループが新しい地平線にLANDED=着陸・上陸したということなのである」とありますが、わずか3年後に間氏自身が天界へと離陸してしまったことを思うと少しやるせなくもあり…。また、本作は80年にも『闇の舞踏会』というタイトルを引き継いでリイシューされました。帯から間章のコメントは消えましたが、代わって「80年代ニューウェイブに及ぼす先進性の影響は限りなく大きい」と書かれていることに、日本におけるカン受容の変化と急激な時代の移ろいを感じます。

強烈な存在感を発揮していたヴォーカリスト=ダモ鈴木が前々作をもって脱退してしまったこともあってか、カンのディスコグラフィー中ではやや地味な扱いの本作ですが、聴きどころは多いです。冒頭を飾る””Full Moon On The Highway””はミヒャエル・カローリのノイジーなギターが唸りをあげるハードエッジ・チューン。”Vernal Equinox””もやはり強烈なギターが暴れ回りながら8分40秒近くを駆け抜ける疾走ナンバー。
本気なのか諧謔なのかはともあれ、この2曲はカンの諸作中でも最もロック的なダイナミズムに溢れた曲ではないでしょうか。そして”Unfinished””は、カンの十八番ともいうべきコラージュやエディットを施された即興演奏が13分以上に渡ってクールに展開されるエクスペリメンタル・アンビエントともいうべき大曲で、アルバムの最後を見事に締めています。

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