●Willis Jackson (tenor saxophone), Bill Jennings (guitar), Jack McDuff (organ), Wendell Marshall (bass), Tommy Potter (bass), Milt Hinton (bass), Alvin Johnson (drums), Bill Elliot (drums), Buck Clarke (congas)
ニックネームに”Gator”(ワニの略語)を持つテナー奏者のWillis Jacksonは、1946年から地元のローカル・バンドで活動をはじめ、1948年から 1955年にかけてCootie Williamsのバンドに参加。また並行して1950年代前半には自身のバンドWillis Jackson And His Orchestra名義でAtlanticにSPおよびシングル盤を残しました。1959年からはPrestigeに多くのソウル・ジャズ・スタイルのアルバムを録音しましたが、その殆どはJack McDuffやFreddie Roach等とのオルガン・ジャズとなっており、またPat Martinoとも相互に客演。1970年代にはMuseからアルバムをリリースしますが、そのスタイルは一貫してソウル・ジャズに根付くものでした。
彼のニックネームを冠したPrestigeにおける3枚目のアルバム『Blue Gator』。アルバムは1959年の1960年の4つのセッションから構成されており、ファースト・アルバム『Please Mr.Jackson』(PR 7162)、セカンド・アルバム『Cool “Gator”』(PR 7172)のアウトテイクも含まれています。そして新たな2つのセッションは次のアルバム『Cookin’ Sherry』(PR 7211)で使用されました。この辺りの商魂はさすがPrestige。コンガをフィーチャーした軽やかな「This Nearly Was Mine」、咽び泣きホンカー・バラード「Try A Little Tenderness」、ノリの良いジャンプ・ブルース「The Gator Jumps」など。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・黄NJラベル
・RVG刻印
・深溝
○ジャケット
・N.J.
・コート
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