AL-4 国内初回オリジナル 帯付
買取価格60,000円
ジャンル: ジャズ
子ジャンル: 邦人ジャズ(和ジャズ)
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●高木元輝 (soprano saxophone, tenor saxophone, alto clarinet, bass clarinet), 土取利行 (drums, percussion, voice, pianica, glockenspiel)
前衛ジャズ・ドラマー、パーカッショニストの土取利行氏。1970年代初頭から近藤等則氏、阿部薫氏、高木元輝氏、音楽評論家の間章らと音楽活動を展開し、Milfrod Graves、Derek Bailey、Steve Lacy等とも共演。また、1976年からイギリスの演出家率いるPeter Brook国際劇団に所属し、数々の作品の音楽監督、演奏家として世界各地を巡演するようになります。1980年代に入ると、先史時代のよりプリミティヴなサウンドへと志向し、『銅鐸 弥生幻想』では復元された銅鐸を演奏し、縄文期には石器としても使用されたサヌカイトを楽器として使用した『磬石 サヌカイト ライブ』といった作品を残します。
サックス奏者の高木元輝。吉沢元治氏、富樫雅彦氏、豊住芳三郎氏、沖至氏等と共演し、73年にはフランスに渡り、加古隆氏等とも共演。その後は、ヨーロッパと日本を中心に、Steve LacyやMilford Graves、Derek Bailey、Danny Davis、Henry Kaiser等の海外のミュージシャンや、近藤等則氏や間章氏等とEvolution Ensemble Unity、土取利行氏や小杉武久氏等と即興演奏を広く演奏しました。
高木元輝氏と土取利行氏のデュオによる『オリジネイション』。渋谷メエリージェーンで1975年に行われたライヴ録音で、土取利行氏にとってのファースト・レコーディングとなりました。”静”の場面では音数少なく、”動”の場面では激しく音は鳴り響きますが、”静”の音が鳴っていないときの緊張感と”動”の激しく鳴り響くときの緊張感はデュオのやりとりとしては違いなく同じなのではないか、本作を聴いてそんな風に思いました。
ALM Recrodsに残された両氏の作品、また本作同様に間章氏および氏による半夏舎企画のALM Records諸作、
・スティーヴ・レイシー / スティーヴ・レイシー・ソロ AL-5
・吉沢元治 / 割れた鏡または化石の鳥 AL-6
・土取利行/坂本龍一 / ディスアポイントメント – ハテルマ AL-7
・阿部薫 / Mort A Credit = なしくずしの死 AL-8, 9
・Evolution Ensemble Unity / Concrete Voices AL-3003
・Abe・YoshizawaDuo ’75 / 北<Nord> UR-5
といった作品も高価買取させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。