●Thelonious Monk (piano),
Frank Foster (tenor saxophone),
Sonny Rollins (tenor saxophone),
Julius Watkins (French horn),
Ray Copeland (trumpet),
Curly Russell (bass),
Percy Heath (bass),
Art Blakey (drums),
Willie Jones (drums)
ジャズ・ジャイアンツの1人Thelonious Monk。1940年代初頭からジャズ・ピアニストとしての活動をはじめ、生涯を通してBlue Note、Prestige、Riverside、Columbiaなどから作品をリリースしました。1947年から1952年まで断続的にBlue NoteにSP録音を残すと、Prestigeに移籍しました。ただし、売れ行きは芳しくなくPrestigeも積極的にセールスを行わなかったため、RiversideがMonkのPrestigeへの借金の肩代わりすることで移籍を勝ち取ります。Riverside一作目は『The Music Of Duke Ellington』(RLP 12-201)。Riversideには他にも『Brilliant Corners』(RLP 12-226)、『Monk’s Music』(RLP 12-242)、『Misterioso』(RLP 12-279)といった後世に残る多くの名盤を残しました。
Monkにとって不遇のPrestige期は、時代的には10インチ中心でのリリースとなり、LPは『Thelonious Monk Trio』(PR7027, 1956年)と『Thelonious Monk』(PR7053, 1956年)、そしてThelonious MonkとSonny Rollins共同名義の『Thelonious Monk / Sonny Rollins』(PR7075, 1956年)、Sonny Rollins名義での『Moving Out』といった編集盤のみとなりました。本作は10インチの『Thelonious Monk Quintet』(PR180, 1954年)収録の4曲をA面に、B面には『Blows For LP』(PR166, 1954年)から、「Friday The Thirteenth」を除き、「Think Of One」の別テイクを加えた構成です。
本作はリリース後、しばらくしてアンディ・ウォーホルによるタイポグラフィ・ジャケットに差し替えられましたが、ウォーホル・デザインが人気のため、オリジナルとセカンド・ジャケットどちらもほぼ同様に需要のある稀有な例です。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・黄NYCラベル
・RVG刻印
・深溝
○ジャケット
・コート
Prestigeの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
是非、私たち査定のプロにご依頼いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。