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THE VELVET UNDERGROUND & NICO / S.T.

THE VELVET UNDERGROUND & NICO / S.T.

V65008/USオリジナル/STEREO/TORSOジャケット/青銀ラベル/MGMリム

買取価格30,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: ロック-60〜70年代(輸入盤)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

1967年の初出時に米国では「モノ」「ステレオ」2種類で発売。発売時に全然売れなかったと言われていますが、68年には両方ともセカンド・プレスが出ているので、初動はなくても、じわじわ人気が高まっていたような印象です。カナダ、英国ではアルバム・ジャケがバナナではなくメンバー写真にデザインが差し替えられ発売されています。これはこれで珍品として?プレミアムが付いています。

日本では遅れて73年になってやっと日本盤LPが登場。デザインは米国盤を踏襲するも発売はステレオ1形態だけ。78年、86年とかなり長いサイクルですが、日本でもアンコール・プレスがあったので、派手ではなく根強く売れ続けた印象があります。
アメリカでは70年代以降もモノ、ステレオ2形態でのLPアンコール・プレスがありますが、この頃にはルー・リードがソロとして人気を確立していたのでそちらからのフィードバック人気もあったと推測されます。

内容的には、本作に限りニコという異分子が混ざっているので、実はこのバンドの持っていた特性がややぼやけて見えにくくなっている作品で、初心者向きとは言い難いかもしれません。ルー・リードというクールでシニカルな観察者が描き出したアンダーグラウンドな人々の日常を切り取ったようなフォーク・ロック世界を堪能するならこのバンドのサード・アルバムがオススメです。また、ジョン・ケールのドローン音響効果追求世界を堪能するなら断然セカンド・アルバムでしょう。

契約レーベルが<ヴァーヴ>。ジャズ・レーベルなのになぜ?と言えば、答えはいたってシンプル、そこにトム・ウイルソンという男がいたから(契約出来た)。彼はA&Rとして66年にコロムビアからヴァーヴの親会社MGMに移籍しており、ウィルソンの所に行く前に、複数のレコード会社に契約を打診するも、いずれも先進性や過激さに恐れをなされて契約を断られていたという経緯があります。

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