BLP1507/LEX/DG/FLAT/額縁 オリジナル
買取価格18,000円
ジャンル: ジャズ
子ジャンル: ブルーノート(1500番台)
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
●Kenny Dorham (trumpet), Hank Mobley (tenor saxophone), Horace Silver (piano), Doug Watkins (bass), Art Blakey (drums)
長らくモダン・ジャズを牽引したジャズ・コンボ、The Jazz Messengersの名前が最初にクレジットされたのが、グリニッジ・ヴィレッジのCafe Bohemiaで行われた2枚のライヴ・アルバム、『At The Cafe Bohemia Volume 1』(BLP 1507, 1956年)と『At The Cafe Bohemia Volume 2』(BLP 1508, 1956年)でした。元々は、ドラマーのArt Blakeyが自身のグループを率いた際にArt Blakey And His Messengersと名乗っており、SP期からBlue Noteに録音を残していました。一度、この”Messengers”は使用されなくなります。1950年代初頭より、Art BlakeyとHorace Silverのコラボレーションが始まり、1954年にはBlue Noteに『A Night at Birdland』3部作(BLP 5037, BLP 5038, BLP 5039)をリリースし、これは12インチLP期に『A Night at Birdland Vol.1』(BLP 1521)、『A Night at Birdland Vol.2』(BLP 1521)として1956年にリリースされました。これらがThe Jazz Messengersのスタートと解釈されるケースもあります。
そして、正式にThe Jazz Messengersの名義が使用されたのが、先述の『At The Cafe Bohemia』の2枚となります。Blakeyの過去のグループ名”Messengers”を”The Jazz Messengers”として再使用することを提案したのはSilverだったと言います。メンバーは、Kenny Dorham、Hank Mobleyの2管フロントに、Horace Silver、Doug Watkins、Art Blakeyのリズム・セクション。同メンバーによって先に録音されていたThe Horace Silver Quintet名義での10インチ期の2枚のアルバム『Horace Silver Quintet Volume 3』(BLP 5058, 1955年)と『Horace Silver Quintet Volume 4』(BLP 5062. 1955年)が『Horace Silver And The Jazz Messengers』(BLP 1518, 1956年)としてリリースされました。続いての作品はColbumbiaに移り、Donald ByrdがDorhamの後任となったメンバーでのセルフ・タイトル・アルバム『The Jazz Messengers』(CL 897, 1956年)の録音を最後にSilverはThe Jazz Messengersを脱退しました。
そして、Horace SilverはBlakeyを除くメンバーを率いたHorace Silver Quintet名義でのアルバム『6 Pieces Of Silver』(BLP 1539, 1956年)を発表、BlakeyはArt Blakey And The Jazz Messengers名義の『Moanin’』(BLP 4003, 1958年)を発表し、”The Jazz Messengers”はBlakeyが亡くなるまで彼の元で引き継がれました。
<初版オリジナル判別ポイント>
○レコード
・Lexington
・フラット・エッジ
・深溝
・RVG
・耳
・R、INC.なし
○ジャケット
・Lexington
・ニスコート
・額縁あり
・INCなし
Blue Noteの初版オリジナルに限らず、後発盤でも精査ご査定の上、高価買取させていただいております。
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