●John Coltrane (tenor saxophone), Donald Byrd (trumpet), Red Garland (piano), Paul Chambers (bass), Art Taylor (drums)
モダン・ジャズを代表するJohn Coltrane。1959年にAtlanticに移籍し『Giant Step』を録音、McCoy Tyner、Elvin Jonesが参加した『My Favorite Thing』や『Ole』等を残し、1962年にはImpulse!に移籍。多くの名盤を残し、中でも『A Love Supreme (1965)』は、この後に現れたジャズ全てに影響を与えたと言っても過言ではない作品です。<Prestige>期は、その黎明であり、まだ伝説のColtraneではありません。ただしColtraneを語る上では避けては通れないアルバム群であることは間違いありません。また商魂たくましいPrestigeならではで、他レーベルに移籍した後にも未発表音源/未発表ライヴ作品が次々にリリースされています。
本作もそんな未発表アルバムで、1964年リリースの1958年録音。58年と言えば『Soultrane』と同年の録音であり、やはりこの期に懇意にしていたRed Garland率いるピアノ・トリオに、Donald Byrdを迎えて2管としています。Coltraneのとるソロでは、その細かなフレージングから既に””シーツ・オブ・サウンド””の萌芽も聴いて取れます。「Sweet Sapphire Blues」はA面2曲を取り終えた後に、収録分数が足らずに即興でプレイされたという逸話もあり。
〇レコード
・黄NJラベル
・VAN GELDER
〇ジャケット
・コーティング
・N.J.
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