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ラモーンズ / ラモーンズの激情

ラモーンズのレコード

ラモーンズ / ラモーンズの激情

RJ-7175/帯/ライナー付

買取価格30,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: ロック-60〜70年代(国内盤)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

 1976年にデヴューしたラモーンズのファースト。ニュー・ヨークのライブ・ハウス「CBGB」を根城に活動してたアンダーグランドな音楽家たちが、強烈な個性と既存の音楽スタイルにはまらない新しさで注目を集めてた頃。そんなムーヴメントを機敏に察知してたのか、日本のレコード会社も本作をリアル・タイムで日本盤発売してる。

 だが、このバンドを一番熱烈に歓迎し、熱狂したのは大西洋を渡ったロンドンの若者たち。彼ら自身もすぐにロンドン公演を行ったりしている。ロンドン公演以降イギリスから、このバンドに倣うようにシンプルなスリー・コードのギター・リフだけのギター・ロックンロール・バンドが続々登場し、ファッションも彼らの着古した革ジャンに、破れたぼろぼろジーンズというファッションが若者たちのトレンド風俗と化して、一種の社会現象みたいな騒動を巻き起こす事になる。それがパンク・ロックと呼ばれ、その音楽現象と風俗現象が世界中に広がって行く。

 本国アメリカではロンドンの熱狂のような現象など起きず本作もトップ100圏外。その後もニュー・ヨーク・ローカルなカルトなロックンロール・バンドとして、小さなクラブでのライブ活動中心に、パッとしない活動を地道に続けていくが、通算5作目となるアルバム『エンド・オブ・ザ・センチュリー』で憧れのフィル・スペクターにプロデュースを依頼し、分厚いロックンロール表現に変身を遂げた効果があったのか、漸くアルバムがヒットして彼らはやっと全米規模の人気者の座を獲得する。このアルバムでの、ビーチ・ボーイズ(サーフ・バンド時代の)みたいなあっけらかんと能天気なヴォーカルとハーモニーを聞いてると、この人達パンク・ロッカーなの?とやや不安にすらなりますが(笑)、そんなとこもラモーンズらしくていいのでは、とも思います。

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