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ザ・モダン・ラヴァーズ / S.T.

モダン・ラヴァーズのレコード

ザ・モダン・ラヴァーズ / S.T.

PB-2009/帯/ライナー付

買取価格25,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: ロック-60〜70年代(国内盤)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

 アメリカ盤、イギリス盤は<Beserkley>というインディーズからの発売。この日本盤も同じく<Beserkley>のライセンスで1976年に発売されていますが、本作はそもそもそれより前の71年のワーナー・ブラザーズとの契約に向けた地元ボストンでのレコーディングセッションと、72年の同じくワーナーに向けた第二回のレコーディング・セッション(この時はプロデュースをヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバー、 ジョン・ケイルに依頼)、そしてA&Mに向けたレコーディング・セッションの音源、とをひとつにまとめた未発表のデモ録音集という作品です。

 ザ・モダン・ラヴァーズ(The Modern Lovers)の、ジョナサン・リッチマンを除く他のメンバーは以下の通りです。ジョン・フェリス(後にリアル・キッズを結成)、デイヴィッド・ロビンソン(数年後にザ・カーズに参加)、ジェリー・ハリソン(同じく数年後にトーキング・ヘッズに参加)、 アーニー・ブルックス(エリオット・マーフィー・バンドの他、売れっ子のベース・プレイヤーとして活躍)。これだけの才能溢れたメンバー揃いでありながら、それぞれがこのバンドではなく別の所で活動する事になるのは、一重にこのバンドのリーダー、ジョナサン・リッチマンの少し風変わりな決断“このデモ録音みたいな音楽はもうやりたくない!”と宣言してしまった事が原因とも言われています。彼は候補にあがってたレコード会社複数との契約も蹴り、一人西海岸に活動の場所を移してしまいます。そこで、手土産代わり、という訳でもないでしょうが、デモ録音された音源を西海岸のインディーズ・レーベルに渡し、そうして70年代初期のお蔵入り音源が陽の目をみた、本作はそういう経緯でリリースされたアルバムです。

 1986年に再プレスされたLPからは、どういう理由かバンド名ロゴだけでなくメンバー写真がジャケット・デザインに追加されており、こちらの改定デザインLPもなかなかの希少盤となっています。

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