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MC5 / バック・イン・ザ・USA

MC5のレコード

MC5 / バック・イン・ザ・USA

MT 2020/グラモフォン/帯補充票付

買取価格150,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: ロック-60〜70年代(国内盤)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

こちらの日本盤は、本国アメリカでのリリースと同じ1970年に日本グラモフォンよりゲートフォールド仕様で発売されました。USオリジナル盤も貴重ではありますが、それ以上に市場でも滅多にお目にかかれない激レアな代物が、帯と補充票が付属された日本盤なのです。

残念ながら国内ではこの後レコード・フォーマットでの再発がなかったのですが、米英では77年にリイシューされていることが非常に興味深いです。
そう、77年といえばパンク・ロック・ムーブメントが世界の音楽シーンを席巻した年。当時のパンクスたちはプログレやハード・ロックなどオールド・ウェイブのロックを否定していましたが、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやストゥージズ、MC5らはパンクの先達として熱烈に支持(あるいは再評価)されていたのです。
こうした時代的な後押しがこのタイミングでのリイシューに繋がったと考えるのは、あながち的外れでもないような気がします。

狂乱の爆音ライブが繰り広げられるデビュー・アルバム『Kick Out The Jams』をメインに語られがちなMC5ですが、こと「オリジナル・パンク」という視点に立てば本作のほうがより重要なアルバムではないでしょうか。前作のカオティックなサウンドから一転して、とことんまで贅肉をひき絞ったタイトでシンプルなロックンロールが目白押し。リトル・リチャードの“Tutti Frutti”で始まり、チャック・ベリーの“Back In The USA”でラストを締める構成も清々しいほどの潔さ。そして、のちにダムドが名盤『Machin Gun Etiquette』でカバーした“Looking At You”が収録されていることも大きなポイントでしょう。元祖パンクとしてのMC5が聴きたいならば絶対に外せない一枚です。

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