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デビッド・ボウイー / 屈折する星くずの上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群

デヴィッド・ボウイのレコード

デビッド・ボウイー / 屈折する星くずの上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群

RCA-6050/初回黒赤帯付/ライナー付

買取価格30,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: ロック-60〜70年代(国内盤)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

 日本盤発売にあたっての制作担当者の”これ、タイトルどうしょう?”という苦心が見えるようですが、色々考えた挙句直訳で落ち着きました、という感じでしょうか。前作『ハンキー・ドリー』に於いて既にその変身が「チェンジ」という曲で予告されていましたが、実はその『ハンキー~』と本作は同時進行で制作されており、従って参加メンバーもほぼ同じです。
ジギーという虚像を創り上げ、その中でパントマイムを演じながら歌うボウイのシアトリカルなイメージの歌声を、ミック・ロンソンらの見事な演奏が、スポットライトの中に浮かび上がらせるように、きらびやかな光のようなサウンドで際立たせています。また、ミック・ロンソンのギターはハード・ロック的なものですが、雄々しさを強調するものではなく、ストーリーの転換点で場面チェンジを告げるアクセントのように効果的に配置されており、全ての演奏は、ボウイが演じるジギーの感情の起伏に添って、その気持ちに寄り添うようにカラフルなバックグラウンド音響となって鳴り響いています。

 ここ日本では圧倒的に女性ファンが多く、その人気はどちらかと言えばその容姿の方に傾いているようですが、本国イギリスでは、ボウイよりも歳下の、どちらかと言えば内気で自分の世界の中に引きこもりがちな子達が、この作品が放つ信号をキャッチするように、この作品のファンとなっていたという話を聞いた事があります。
スポーツ万能で社交的、勉強も出来てみんなの人気者。そのような子達ではなく、妄想の世界でしか自分を表現出来ない感受性豊かな子供たちを連想しながら本作を聴いてみると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。少年時代から”自分もいつかは狂気の世界に囚われて?しまうのではないか”という恐怖と闘いながら、青年期に入るとチベット哲学で自分の心を深く内省的に見つめる事を学び、アヴァンギャルドなパントマイムから、自分以外のなにものかになりきり、抑圧され閉じ込められていた感情を解放するような術を学んで来たボウイが演じたジギーの姿は、そんな子供たちにとっての救いのようなものだったのかも知れません。
この世界は借り物の世界で、いつか別の世界に帰って行くジギーに、自分もきっとそこに帰るんだという希望を見出していたのでは?黄色い歓声ではなく、きらきら透明な、そんな子供たちの希望の光の中に、きっとジギーは還って行ったのかも知れません。

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