GU-5004 国内初回オリジナル 帯/付属品完品
買取価格25,000円
ジャンル: ジャズ
子ジャンル: 邦人ジャズ(和ジャズ)
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●古沢良治郎 (drums), 高橋知己 (tenor saxophone, soprano saxophone), 大徳俊幸 (piano, electric piano, clavinet), 望月英明 (bass)
多才な活動でオリジナリティーを発揮し続けたドラマーの古沢良治郎氏。国立音楽大学音楽学部打楽器科在学中からジャズ・ドラマーを志し、卒業後に本田竹広氏のグループに参加してプロのドラマーとしての活動を開始しました。初リーダー作は、当時のレギュラー・カルテットに向井滋春氏をフィーチャーして1976年にFrascoに残した『ユー・ウォナ・レイン』(FS-7006)。そして翌年には、同じレギュラー・カルテットで、テイチク傘下のUnion Recordsに『ラッコ』(GU-5004)を残しました。自身のグループの活動の他、山下洋輔氏、渋谷毅氏、向井滋春氏、本多俊之氏、峰厚介氏などが率いる数多くのグループ、セッションに参加。三上寛氏、加川良氏といったフォーク系の歌手とのコラボレーションも特徴的です。また、ラテンやレゲエ、はたまた沖縄音楽と、ワールド・ミュージックを自身の楽曲に取り込むスタイルも彼独自のユニークなものです。その頂点は上々颱風とのコラボレーション/プロデュースでしょう。
ヒゲを蓄えた彼の容貌をとらえたニックネームをタイトルに冠したアルバム『ラッコ』(GU-5004)。本作にも彼らしいワールド・ミュージック感が反映された、どこかほのぼのタッチなカリブ・ジャズ「ラッコ」を収録しながらも、エレピを使用したA面とアコースティック・ピアノでのB面と、全編でスピリチュアルなジャズを展開します。海外人気も高い作品ですが、未だ海外での再発はなく、国内では近年にLP/CDフォーマット問わずに数度のリイシューが行われています。
本文にも登場した古沢氏のファースト・リーダー作
・古沢良治郎 フィーチャリング 向井滋春 『ユー・ウォナ・レイン』FS-7006
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