お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / ギードン・クレーメル
・タイトル /パガニーニ/無伴奏リサイタル
・型番 / 独グラモフォン/デジタル/バーコード有り 品番415 484-1
■参考買取価格 / ¥2,000
ギードン・クレーメル(Gidon Kremer, 1947年生まれ)は、ラトビア出身の世界的ヴァイオリニストで、独創的な解釈と幅広いレパートリーで知られています。モスクワ音楽院でダヴィッド・オイストラフに師事し、若くして国際的な評価を獲得しました。古典から現代音楽まで積極的に取り上げ、特にシュニトケ、グバイドゥーリナ、カンチェリなど同時代作曲家の作品を世界に紹介した功績は大きいです。
また、自身が主宰する室内オーケストラ「クレーメラータ・バルティカ」を通じて、若い音楽家の育成にも力を注いでいます。知的で鋭い感性と大胆な表現を併せ持つ演奏は、従来の枠にとらわれない芸術性を体現しており、現代を代表する個性派ヴァイオリニストとして高く評価されています。
本日ご紹介のレコードは「ギードン・クレーメル/パガニーニ/無伴奏リサイタル」です。
本作は、無伴奏ヴァイオリンという極限のジャンルに対するクレーメルの深い愛情と情熱を刻み込んだ初期の傑作です。息をのむ集中力と圧倒的なテクニックで、パガニーニの偉大さを現代に鮮烈に伝える演奏は、まさに裏切りのない名演といえるでしょう。パガニーニと相性が良いとは言い難い名手もいる中で、本盤はその音楽の核心を鋭く掴み取っています。加えてミルシテイン、シュニトケ、エルンスト、ロックバーグらによる無伴奏作品を収録し、20世紀作曲家たちがこの困難なジャンルに挑んだ軌跡を辿れる点も大きな魅力です。特にミルシテイン作曲《パカニニアーナ》やロックバーグの変奏曲は聴き応え十分。1984年、ウィーンでの録音で、クレーメルの表現力と音色の可能性を存分に味わえる必聴盤です。
本日ご紹介の盤は1986年にDeutsche Grammophonから発売されたドイツ盤です。日本盤(28 MG 0897)も存在しますが、本日ご紹介のオリジナル盤は人気が高く、中古市場の価格は高騰傾向です。
セタガヤレコードセンターでは、ギードン・クレーメル/パガニーニ/無伴奏リサイタルを買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥2,000とさせていただいております。
大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。