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優秀録音の世界 -第27回 日本の自衛隊

オーディオ愛好家、とりわけリファレンス・ディスクにLPを選択される方を虜にし続ける優秀録音盤。 弊社の買取で入荷したクラシックLPを中心としたタイトル、そして長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPレコードをご紹介して参ります。

レーベル:日RVC
タイトル:日本の自衛隊

今回はちょっと変わり種のこちらをご紹介。長岡鉄男氏が生前に大推薦したこちら。
オーディオ誌のコラムでは、国内では間違いなく最高峰であり、これを凌ぐどころか、迫る物さえ出ていない、と辛口の長岡鉄男氏が太鼓判を押した1枚です。
その内容は、タイトルの通り、日本の自衛隊によるロケットランチャーの発射音や、自動小銃、重機関銃、ヘリコプターのプロペラ音等が収録されております。

当時のアナログ・レコード録音の限界ギリギリのカッティングで、これを再生するには並のシステムだと不可能と言われており、下手に音量を上げるとシステムを破壊する可能性さえあるトンデモレコードとなっております。

遠くの鳥のさえずりまで聴こえるという、まるで演習場に居るかのような音場感のリアルさ、録音の良さは伝説級となっております。
勿論ではありますが、当初優秀録音作品として制作されたわけではないので、各セクション冒頭に入るナレーションは、何ともくぐもった声で、この部分だけはどうにも興ざめするかもしれません。。。

また、後年国内KINGより轟音王シリーズとしてCDで発売。
上記レコードとは別音源ですが、オーディオ誌の特別企画として収録された音源に新たな音源を追加し2000年に発売。
本CDの録音は現在もハイレゾ録音等で活躍するエンジニア、小川洋氏。
掲載写真には付属しておりませんが、帯には【スピーカー破損注意】と記載されており、冒頭から規格外の射撃音でオーディオ・システムを危険に晒す1枚となっております。