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LED ZEPPELIN / S.T.

588171/UKオリジナル/ターコイズジャケット/SUPERHYPEクレジット/無修正マト1/1

買取価格100,000円

ジャンル: ロック

子ジャンル: ロック-60〜70年代(輸入盤)

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

 本作は1969年にアトランティックから発売されたファースト・アルバムです。ロングセラーとなった作品のため、プロダクトは多岐に渡り膨大な数となっており、日本盤も英米に遅れず同じ69年に発売されていますが、その人気は衰え知らずの状態が続き、72年、73年、74年と毎年アンコール・プレスが行われています。
以降、やや穏やかなものに推移しながらそれでも76年、79年と二度アンコール・プレスがあります。つまり70年代いっぱい常に売れ続けていた、という事でしょう。60年代がビートルズの時代なら、70年代はまさにレッド・ツェッペリンの時代だったと痛感します。 一方、CDは87年にヨーロッパや日本から登場しますが、それでも92年には再び日本盤でもう一度LPのアンコール・プレスが行われています。21世紀以降も各国でLP盤が登場しているので、CD時代になってもやっぱりこの作品はアナログで聴きたい!という熱が続いているようです。
ちなみに、2014年にはLP(180グラム)+CD(リマスター)を収めたボックスも登場しています。

 結成時のレッド・ツェッペリンはジミー・ペイジ以外は無名の新人+業界内で少し名が知られてたスタジオ・プレイヤーという編成。アトランテックも、契約はしたものの成功するかどうか未知数だったこのバンドに対し制作予算はごく僅かしか用意していませんでした。その条件下でジミー・ペイジが考えた“ライブ一発録り”。これは予算の少なさ故の苦し紛れのものだったのか?と言えば、実はそうでもなさそうで、先に行われたジェフ・ベック『トゥルース』のレコーディング(これにペイジ、そしてジョーンズもゲストで参加)から、事前にインスピレーションを得ていたのでは?という説もあります。
そして、わずか9日間でレコーディングされた本作はペイジの目論見通りライブ感たっぷりのハードロック作品として結実しています。真偽はともかく、こうしたしたたかさもまたペイジの本領発揮という事なのかもしれません。いずれにしても、ブルース・ロックに限界を感じ、何か新しい表現で突き抜けて行きたい!と考えていたベックやペイジの新しい音楽創造に燃える情熱の中から、本作のような作品が生まれて来たのは間違いないところではないでしょうか。時間もあり、予算もたっぷりかけられていたら、こんな荒々しいライブ感に溢れたハードロック作品は誕生しなかったに違いありません。

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