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イ・ムジチ合奏団 / ヴィヴァルディ:四季

イ・ムジチ合奏団 / ヴィヴァルディ:四季

蘭PHILIPS/835 030 AY/アズキ色ラベル/HI-FI STEREO

買取価格5,000円

ジャンル: クラシック

子ジャンル: クラシック-協奏曲

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

お世話になります。セタガヤレコードセンター、買取担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたレコードの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / イ・ムジチ合奏団
・タイトル / ヴィヴァルディ:四季曲
・型番 / 蘭PHILIPS/835 030 AY/アズキ色ラベル/HI-FI STEREO
■参考買取価格 / ¥5,000

イ・ムジチ合奏団(I Musici)は、1951年にイタリア・ローマのサンタ・チェチーリア音楽院の卒業生たちによって結成された室内合奏団です。指揮者を置かずに演奏するスタイルが特徴で、透明感のあるアンサンブルと緻密なアーティキュレーションで世界的な人気を誇ります。
とりわけ、アントニオ・ヴィヴァルディの《四季》の演奏で知られており、彼らによる録音はバロック音楽の名盤として今もなお愛されています。1950年代から続く長いキャリアの中で、メンバー交代を経ながらもその精神と音楽性は受け継がれ、イタリア古楽演奏の象徴的存在となっています。
伝統と革新を併せ持つイ・ムジチ合奏団は、世界各国での演奏活動を続けながら、バロック音楽の魅力を広く伝える存在として高く評価されています。

本日ご紹介のレコードは「イ・ムジチ合奏団 / ヴィヴァルディ:四季」です。

故カルミレッリによる「四季」の演奏は、余計な癖や過度なアクセントが一切なく、実に素直で自然な魅力にあふれています。過剰な感情移入や技巧に走ることもなく、清々しい気持ちで聴ける心地よい演奏です。この録音は、イ・ムジチ合奏団がステレオ録音として初めて取り組んだ記念すべき一枚でもあります。
現代では、より刺激的で派手なアプローチの演奏が主流となりつつありますが、本演奏はそうした流れとは一線を画す、まさに正統派と呼ぶにふさわしい仕上がりです。とはいえ、決して古くささを感じさせるような懐古的な表現ではありません。むしろ、ヴィヴァルディの旋律が朗々と美しく歌われ、今なお新鮮な響きを保っています。
「四季」といえば、アーヨによる演奏がバロック音楽を広くポピュラーにした立役者として知られており、その原点として語り継がれるべきものです。ピリオド奏法が主流となった現在の耳には、やや平坦に聴こえるかもしれませんが、演奏の誠実さと美しさには揺るぎない価値が感じられます。長く愛される名盤として、多くの人の記憶に残る一枚といえるでしょう。

本日ご紹介の盤は1959年にPhilipsから発売されたオランダLP盤です。同品番でイタリア盤、フランス盤、イギリス盤も発売されていますが、その中でも最も人気の高い盤であり、中古市場の価格は高騰しています。

セタガヤレコードセンターでは、イ・ムジチ合奏団 / ヴィヴァルディ:四季を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥5,000とさせていただいております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤレコードセンターにお声掛けくださいませ。

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