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細野晴臣 / はらいそ

ALR-6003 帯付/ライナー付

買取価格4,000円

ジャンル: JAPANESE

子ジャンル: ニューミュージック/シティポップ

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。

作品紹介

アルファ・レコード移籍後にリリースされた「トロピカル三部作」の末尾を飾る1978年作ですが、こちらは鮮やかな緑色の帯とライナーが付属していることが高額査定の条件になります。また、本作はプレス時期によって盤面ラベルが異なります。初回プレスは赤丸ラベルですが、80年のセカンド・プレスでは赤白のグラデーション、83年の再プレスではベージュになっており、この違いによって査定額も変わります。 長らくアナログ再発が待たれた作品でしたが、ようやく2019年にGREAT TRACKSから、最新リマスターを施されたうえに緑帯と赤丸ラベルも再現されてリイシューされたことは記憶に新しいでしょう。 前2作で試みたエキゾチカ/トロピカル路線を継承しつつも、シンセサイザーの比重が大きく増したことでクールにして独特の浮遊感を持ったサウンドに変化。音像も見違えるほどクリアで、各楽器の響きもグッと彩度が高まった印象です。 テーブ釜萢&ムッシュかまやつ親子を迎えた”ジャパニーズ・ルンバ”、沖縄民謡+レゲエの”安里屋ユンタ”、早すぎるガムラン・トランス”シャンバラ通信”などいま聴いてもじつに新鮮ですが、何よりも注目すべきは”ファム・ファタール~妖婦”に坂本龍一高橋幸宏が参加して初の三者揃い踏みとなったことでしょう。そう、本作はさまざまな意味でYMOの始まりを想起させてくれるアルバムなのです。 そもそもハリー・ホソノ&イエロー・マジック・バンドと明記されていますしね。そしてクロージング・ナンバー”はらいそ”の終りで細野氏が予言した「この次はモア・ベターよ」というセリフが、程なくして実現することになるとは。 私見でははっぴいえんどからYMOへと至る細野ワークスのプロセスを理解するためには欠かせない重要作だと思っています。

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