国内盤のレコードには基本的には帯が付いていてそれが日本独自の文化として今では世界中で“OBI”として親しまれてます。的なコラムがありましたが、その中でチラッと元々帯の無いのもあるよ、と。透かしっ屁ぐらい気づかない程度に匂わせる感じでありましたので少し探してみました。
今回は邦楽のみのご紹介とさせて頂きますのでご了承下さい。
目次
まずは今や世界中で大人気のシティ・ポップブームの火付け役と言っても過言ではない大名盤。元々帯が付属していない事でも有名です。
ただ、オリジナルスリーブとライナーが付属します。
こちらも世界中で高い評価を得ている細野晴臣のソロ・ファースト。
再発では帯が付いてますので、お持ちの方はご確認頂くとガッカリするかもです。
オリジナルスリーブと冊子が付属しています。
ちなみにオリジナルはベルウッドからリリースされた「定価2,000円」の物です。
この辺もよく見たらガッカリする方がいるかもです。
こちらも海外人気盤。という形容が陳腐になってきましたが人気なので仕方ないですね。
なんか普通に帯付いてそうだけど、実は元々帯がありません。
初回はハンコ手押しのハンドメイドジャケットです。
2ndプレスのプリントジャケットも帯は付属しておりません。
こちらは自主盤ではないですが、自主制作盤的な物は帯が付属していない物が多いです。
こちらは初回はダンボール仕様の特殊ジャケットになっております。
特殊ジャケになると帯が付属しなくなる事が多いです。
再発盤はステッカー帯が付属しています。
近年盤はけっこう帯が付属していない物が多いです。
エゴ・ラッピンはおそらくどのアルバムも帯が付属していなかったかと思います。違ったらすいません。
今回選ばせて頂くに際しまして先にも少し触れた「ステッカー帯」という物は除外させて頂きました。例として「大滝詠一 / Each Time」 や 「杏里 / Coool」などです。
そもそもステッカー帯という概念が曖昧なところがありまして、「ハイプ・ステッカー」「シュリンク・ステッカー」との差がかなり不透明です。というか同じではないのかとも思います。
US盤では元々主流であったシュリンク文化が、80年代になると国内盤でもかなり普及します。そのため、ご紹介するのがとんでもない量になってしまうのと、紙の輪っかでグルっと巻かれた帯は無いのですが、やはりステッカー付きの物を元々帯なしとしてご紹介するのは少し違うかなと思いましたので除外しました。
ともあれ、シュリンクは破かず、シールは剥がさず、帯は失くさずがレコードの鉄則です。
今回ご紹介した以外にも元々帯が無いものは多数ございます。
お持ちのレコードを売却するにあたって、帯が無いと残念がる事はありません。元々無いのです。また、帯が無いからと査定を減額される事もありません。
ただ、熟練の知識は必要になりますので売却をご検討の際は是非ともセタガヤレコードセンターにご相談下さい。
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