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レコードを最高額で買取してもらうための3つの秘訣【ネタバレ公開】

レコード

車や腕時計など、あらゆる査定の現場では、まずその時の中古相場に見合った価格を割り出してから、実際のお品物の状態と照らし合わせて査定額を決めるというのが基本になっています。
レコードも同様に、基準となる価格を出した後にあらゆる項目を確認し、いわば加点・減点方式で最終的な査定額を決めているのです。
レコードの価格の出し方についての解説はこちら

「大切にしていたレコード、せっかくなら相場の最高額で買取してほしい…」
こうお思いの方、非常に多いと思います。

この記事では、どのような場合に良い査定額が付くのか。
私たち査定のプロがチェックしているポイントを3つに分けてご紹介します。
お品物を発送する前に気になるレコードがありましたら、ぜひ確認してみてください。

付属品を確認しよう (重要度★★★★★)

レコード 付属品

査定額を決めるうえで一番重要な点は“完品である”ということ。
レコードは、盤だけでなく、ジャケットやライナー(歌詞カード)、国内盤においては帯など、様々な要素で構成されています。

国内盤に関しては付属品が特に重要な要素となっており、
完品か欠品かで何倍もお値段が変わってくるレコードも数多く存在します。
ジャンルによっては帯の価値は年々上昇傾向にあり、盤より帯の値段の方が圧倒的に高いというケースも珍しくありません。

また初回限定盤などのレコードには、ポスターやステッカーなどの特典物が封入されていることも多く、
そういったレコードは通常盤よりも高いお値段が付きやすいという利点があります。
しかし、付属品が通常より多い分、欠品する確率が高くなるのもまた事実・・
ポスターやステッカーは使ってしまったという方も多いと思いますが、付属品がどれか一つでも欠けていると“完品”ではないため、相場の最高額での査定は難しくなってしまいます。

付属品についてはインターネットで調べればある程度は分かると思いますので、気になる方は一度調べてみてください。

状態を確認しよう(重要度★★★★☆)

レコード 検盤

レコードは電子的なデータではなく、物理的に音楽を再生するもの。
状態不良がある場合、ノイズはおろか再生すら危うくなる可能性もあるため、プロによるチェックが欠かせません。

私たちが査定時に注意する点は傷み、反り、ヤケの3つ。
傷みは皆さんご存じとして、見落としがちなのは残りの2点です。

反りとは、盤を保管する際に長年同じ方向に力が加わり続け、盤が曲がってしまっている状態のこと。
反りが大きいものは再生が困難になってしまい、お値段が付けられない場合もあります。

レコード 反り右上がりで反っています

ヤケとは、レコードを保管する際の外ビニールや内袋の状態不良がレコード盤にまで及ぼす化学反応のことを言います。
高温多湿な環境に保管されていたレコードによく見られる現象で、白濁した跡が盤に広がっている見た目をしています。
“サー”や”ザザー”というノイズが乗ってしまう為、通常よりお安くなってしまったり、お値段を付けることができない場合もあります。

レコード ヤケ白くモヤモヤしているところがヤケ

また、ジャケットや帯の状態も非常に重要です。
ジャケットが傷んでいたり汚れている場合は減額対象となります。
また、せっかく貴重な帯が付属していたとしても、傷みや汚れが目立っている場合は、やはり相場通りの金額をお付けすることができません。

ちょっと待った!送る際はそのままの状態で!(重要度★★★★☆)


お送りする際は何もせずにそのままの状態で箱詰めしてください。

お客様の中に、汚れていて見栄えが悪いからという理由でビニールを全て取り外してから発送をされる方が多数いらっしゃいます。

その気持ちよくわかります。

しかし、結論から申し上げるとビニールの状態は査定に影響しません。
理由は簡単。ビニールは替えが効くからです。

帯や付属品は、そのレコードのために作られた唯一無二のものですが、ビニールはそうではありません。
ビニールは付属品には含まれないと考えていただければわかりやすいと思います。

そもそもビニールはジャケットのキズや汚れを防止するためのもの。
汚れていても何らおかしくありませんよね。

むしろ取り外すことで箱詰めや輸送時にジャケットや帯を痛める可能性があるため、デメリットの方が多かったりします。特に帯は非常に破れやすいのでキケンです!

また、ジャケットが汚れているという理由で水拭きをしてしまう方もたまにいらっしゃいますが、これも基本的にNGです。
しっかり乾かすのならまだ良いのですが、乾いていないレコード同士が重なり合うと互いにくっついてしまい、最悪の場合剥がれなくなってしまいます。

拭けば取れる程度の汚れなら金額に大した影響はありませんので、そのまま送っていただく方が無難と言えるでしょう。

最後に

以上、簡単ではありますが「レコードを最高額で買取してもらうための3つの秘訣」についてご説明させていただきました。

セタガヤレコードセンターでは丁寧な査定、丁寧な接客をモットーに、
レコード愛に溢れたスタッフ達が日々業務を行っております。

気になる点や査定のご依頼がございましたらお気軽にお問い合わせください。

皆さまからのご連絡、スタッフ一同心よりお待ちしております。