たくさんのレコードをセタガヤレコードセンターへお送り頂きありがとうございます。今日の怒涛の査定の中でひと際、私のハートをロックしたキュートで愛に満ち溢れた天使のようなアルバムをご紹介。
スティーヴィー・ワンダーのバックコーラスとしても活動したシカゴの女性シンガー・ソングライター、ミニー・リパートンが1974年5月24日にEpicからリリースしたアルバム『Perfect Angel』。そのスティーヴィー・ワンダーが”El Toro Negro”なる名義で、ミニー・リパートンのご主人リチャード・ルドルフと共にプロデュースを担当している1枚で、完成度の高さは言うまでもなく、名曲「Lovin’ You」を収録した人気盤です。状態も悪くなく、相場よりも高く買取させていただきました!!
ちなみに、その「Lovin’ You」の日本盤7インチも以前査定させて頂いたのでアートワークをご紹介しておきます!
本日、査定させて頂いたものはマトリックスにマスタリング・エンジニア“Kent Duncan”担当を意味する“KENDUN”の刻印が入っているもとなり『A面:PAL-32561-3B KENDUN B/B面:PBL-32561-3B KENDUN A』基本的にUSオリジナル盤といってもいいでしょう。ただこの盤も当時売れたのでしょうね、いくつかのプレスが存在しており、こちらはランアウトにプレス工場ID “S “の刻印が欠如しているためにコロムビア・レコーズのサンタマリア・プレス以外の盤となります。そこまで大きくお値段には差はありませんが(笑)、お持ちのレコードを注意深く、目を細めてマトリックスを眺めてみるのもこれまた面白いかもしれません。
こんな一枚一枚舐め回すように査定するレコード愛に溢れた担当者が在籍するセタガヤレコードセンターをどうぞよろしくお願いいたします。