オーディオ愛好家、とりわけリファレンス・ディスクにLPを選択される方を虜にし続ける優秀録音盤。 弊社の買取で入荷したクラシックLPを中心としたタイトル、そして長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPレコードをご紹介して参ります。
レーベル:米MOBILE FIDELITY SOUND LAB(国内プレス)
作曲家/タイトル:プッチーニ/ラ・ボエーム
指揮/演奏:ヘルベルト・フォン・カラヤン/ルチアーノ・パヴァロッティ他
原盤は英国DECCA1973年リリース、カタログナンバー【SET-565/6】
カラヤン久々のDECCA録音、ベルリン・フィルはDECCA/LONDON初登場となる本作。
録音場所はベルリンの聖キリスト教会。
制作陣にはジェームズ・マリンソン、レイ・ミュンシャルのプロデューサーチーム、録音エンジニアにはゴードン・パリー、ジェームズ・ロック、コリン・マーフォートとDECCAの腕利きエンジニアを5名も送り込むDECCAの本気度が窺える録音です。
教会の豊かなホールトーンを存分に感じられるスケールの大きな音像は、DECCAエンジニア陣の卓越した手腕によるものでしょう。
今回お譲り頂きましたのは、米MFSLからの復刻盤。
オリジナルのマスターテープから独自のカッティングを施し、丁寧な装丁によって原盤とはまた違う魅力で人気となっております。