8月に買取したレコードからの紹介
モダンジャズカルテットのリーダージョン・ルイスが1956年にパリでフランスの一流ミュージシャンとレコーディングした記念すべき作品です。内容もさることながら、ジャケット・デザインも秀逸です。
この盤はフランスVersailles盤がオリジナルですが、今回紹介するのは米オリジナル盤となります。フランスのオリジナル盤も高額盤で有名ですが、こちらの米盤も、状態が良ければ数千円と、それなりの金額で、お取り引きされています。米オリジナルの見極めは簡単。ジャケが厚紙(裏面右下にprinted usa)コーティング。レコード盤のラベルが黒(溝有り)ならば米オリジナルです。
↓重厚!オリジナル黒ラベル
ちなみに何故簡単かというと、このレコードはフランスを筆頭に各国で1957年~1959年にリリースされたあと(売れなかったからだと思いますが)1970年代中盤まで再発されなかったので、名盤と言われているわりにはレコードの種類が少ないのです(アメリカでは2013年まで待たないと正規再発はしていません)なので米オリジナルの見極めはいたって簡単なのです。今回買取で入ってきたレコードもジャケットにドリルホールが入ってるので当時は、あまり売れなく不遇の時期が長かったレコードなのかもしれません。
↓もったいないドリルホール
そんな当時売れなかったレコードも現在の評価でキチンとお値段をつける弊社をぜひ宜しくお願いします。