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優秀録音の世界 – 第5回 ブーリエ/ヴァイオリンのための小品16曲

オーディオ愛好家、とりわけリファレンス・ディスクにLPを選択される方を虜にし続ける優秀録音盤。
弊社の買取で入荷したクラシックLPを中心としたタイトル、そして長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPレコードをご紹介して参ります。

レーベル:仏REM
タイトル:ヴァイオリンのための小品16曲
演奏:クリストフ・ブーリエ(ヴァイオリン)/ソニア・ドゥ・クラリー(ピアノ)

1986年録音。ジャケットには掲載がありませんが、デジタル録音です。
クリストフ・ブーリエは1965年生まれ、録音当時ではまだ若手だったフランスのヴァイオリニスト。
ソニア・ドゥ・クラリーは1959年生まれの女流ピアニストです。

さて、このREMというフランスのレーベル。非常に情報の少ないマイナーレーベルですが、オリヴィエ・ボーモンによるミシェル・コレットのクラヴサン組曲集(未だ入荷ございません。。。)や、
チェリストのアンドレ・ナヴァラとの共作でもお馴染みのピアニスト、アニー・ダルコによる諸作等、優秀録音盤が多いレーベルです。

今回ご紹介するこちらの小品集は、長岡鉄男氏著作”外盤A級セレクション”の279番に選出された1枚。
収録曲は小品集とだけあって、ハチャトゥリアン【剣の舞】、クライスラー【シンコペーション】、パガニーニ【奇想曲第1番】等の名曲揃い。
長岡鉄男氏曰く、洞窟の奥で収録したようなデッドな録音で、実に奇妙な録音とのこと。

弊社でもここ数年でも入荷は1度だけ。
日本盤も出ていないかなりマイナー作品のため入手困難な1枚となっております。