今月もお客様から素晴らしいコレクションをお譲り頂きました。
今月弊社にて買取されたコレクションから
クラシック買取担当である私がピックアップしてご紹介させて頂きます。
目次
ドイツのグラモフォン傘下、古楽専門レーベルとして1947年に設立されたアルヒーフレーベル。
とりわけレーベルカタログでも人気のあるリヒター指揮のマタイ傳による受難曲。
初回ステレオ録音は1958年。
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団との演奏による凄まじい録音でオーディオファンから人気。
独盤の初出はラベルの12時の位置にステレオロゴ、ALLE~記載となっており特に貴重です。
42歳の若さで亡くなった米国のピアニストであるジュリアス・カッチェン。
良好なパートナーであったガンバ指揮による
ロンドン交響楽団とのスタジオ録音。
英国DECCAのSXL盤が最も人気ではございますが、
米盤LONDONの初出(青バック)も英国盤ほどには及びませんが
やや貴重な1枚となっております。
チェコのヴァイオリニスト。父は同姓同名の作曲家であるヨセフスーク。
チェコのスプラフォンに数多くの名盤を遺しておりますが
こちらはチェコの名指揮者であるアンチェル指揮
チェコフィルハーモニー管弦楽団との名録音。
チェコのプラハはルドルフィヌムの「芸術家の家」にて1960年に録音された
素晴らしきオーディオファイル。
フリップバックジャケット、ラベルは赤地に銀文字、そして三角のステレオロゴが初出となり
入手は非常に困難。大変貴重な1枚です。
ドイツ名門レーベルであるグラモフォンより。
オーディオファイルの花形であるバッハ無伴奏。
ユダヤ系ポーランド人であるシェリングによるこちらは
ウクライナ出身の同じくユダヤ系ヴァイオリニストであるミルシテインの無伴奏と共に
人気となっております。
初出はステレオ,チューリップにMADE IN GERMANYラベル。ALLE盤は存在しません。
国内では非常に多く出回っている日本盤とはお値段が1桁変わります。
オランダPHILIPSからリリース。
81~83年録音、スイスの時計都市であるラ・ショー=ド=フォンでの録音をまとめた
85年デジタル録音での準オリジナル的作品。優秀録音としてオーディオファンから人気も高い入手困難な作品。
ツヤのあるジャケットも高級感がありコレクター心をくすぐります。
英EMIより1970年にリリース。
英出身の天才チェリストであるデュプレ、そして当時の夫であるバレンボイム
そしてイスラエル出身のヴァイオリン奏者ズーカーマンによるピアノトリオ。
初出はカタログナンバーASDのカラー切手ニッパーラベル。
白黒切手ニッパーラベルは後発となります。
ウクライナ出身のユダヤ系ヴィオリストであるオイストラフと
ソビエトのピアニストであるレフ・オボーリンとの1962年録音。
オランダのPHILIPSからリリースされた、オイストラフ最高の遺産。
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの中でも一際人気の高い名演。
初出は赤字に銀文字、布箱となっております。
優秀録音ということでオーディオファンからも高い人気を誇っております。
60年代に欧米で活躍したオペラ歌手であり女優。
コリン・デイヴィス指揮による61年録音。
華やかなコロラトゥーラ唱法を存分に味わえる素晴らしい1枚。
ステレオのSAX盤もありますが、モノラルの33CX盤も貴重となっております。
スペインのカタルーニャ地方出身である20世紀で最も偉大なチェリスト。
ケネディ大統領に招かれて演奏したホワイトハウスでの録音1961年。
ラストに収録されたカタルーニャ地方の民謡である「鳥の歌」は本当に素晴らしい演奏。
米COLUMBIAのモノラル6EYESが初出。
名盤のため日本盤も多く出回っておりますが、その分買取価格は控えめとなっております。
セタガヤレコードセンターはクラシックLPも引き続き買取強化中です!
この機会に是非貴重なコレクションをお譲りください!